ヨーグルトの乳酸菌が頭皮に良い！育毛に効果があるんですか？

ヨーグルトの乳酸菌が腸内環境を整えたり、体内でビタミンを作り出すことで育毛に効果があるの知っていましたか？

腸と頭は、関係ないように思いますが、意外と腸内環境と頭皮環境には関係が深いようです。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌（善玉菌の一種）が持っている腸内環境を整える働きによって、腸内環境が改善されると免疫力（抵抗力）がアップします。

免疫力とは、外から入ってくるバイ菌・雑菌・細菌の侵入を防ぐ働きのことです。

免疫力がアップすると頭皮から侵入してくる髪の毛の成長に悪影響を与える雑菌・細菌をシャットアウトして、侵入させないで、頭皮環境の良い状態を守るように働きます。

頭皮環境が整っていると、皮脂膜が頭皮を守るバリア機能をきちんと発揮して、乾燥しないように保湿したり、紫外線やホコリから防いだり、雑菌の侵入や繁殖をさせません。

頭皮は、かぶれや炎症から守られ、正常に頭皮のターンオーバー（皮膚の新陳代謝で細胞の生まれ変わり）が行われることで、柔軟で髪の毛が成長しやすい頭皮になります。

ヨーグルトによって腸内環境が整うと胃や腸の働きが良くなり、食事などから摂った栄養素の消化・吸収も良くなるので、体内への吸収率がアップします。

髪の毛が成長するための栄養素をより多く吸収することができます。

また、腸内環境が整っていると腸内にいる悪玉菌の数も少ないので、悪玉菌が作り出す有害物質が血液に混じって頭皮の毛根まで届くことも少なくなります。

悪玉菌の作る有害物質は、毛根の中の髪の毛を成長させる毛母細胞の細胞分裂を低下させて育毛のじゃまをするので、育毛のためには腸内環境が整っている必要があるのです。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、人の体内でビタミン合成をすることも、できるんです。人が自分では作ることのできないビタミンを作ってくれます。

ビタミンは、髪の毛を成長させるためには欠かせない栄養素なんです。ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内で合成するのは、以下のビタミンです。乳酸菌などは、ビタミンCを原料として、ビタミンB群を体内で作成します。

乳酸菌が体内で作り出すビタミン合成するビタミンと育毛効果を一覧にしました。

ビタミン名称	別名	育毛効果
ビタミンB1	サイアミン	血液の循環が良くなり、頭皮の血流も改善
ビタミンB2	リボフラビン	皮脂の分泌を抑え、頭皮環境を整え、新陳代謝を活性化させ、髪の毛の成長を促進
ビタミンB3	ナイアシン	頭皮の血行を促進する
ビタミンB5	パントテン酸	頭皮の保湿、毛母細胞の働きを活発にし、髪の毛の成長を促進
ビタミンB6	ピリドキシン	髪の毛を構成するケラチンタンパク質の生成を助ける
ビタミンB7	ビオチン	髪の毛を作るアミノ酸の代謝を促進する
ビタミンB9	葉酸	頭皮環境を整えたり、血行を良くする
ビタミンB12	コバラミン	毛細血管を強くし、頭皮環境を清浄に保つ
ビタミンK	フィロキノン	血管の弾力を保つ働きがあり、血行が良くなることで育毛に必要な成分を毛根に届ける

ビタミンは糖質の分解や代謝を助けたり、血液を作る働き、免疫力を高めたり、さらに骨を健康にしたり、血液を固める働き、肌や髪の毛を健康に保つなど健康面や美容面においても重要な栄養素です。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、体の色々な場所に健康・美容に良い効果をもたらします。

育毛のためにヨーグルトを摂るのであれば、育毛のためのビタミンを最初から配合している育毛のためのサプリを摂って、育毛剤と一緒に併用するのが一番ベストです。

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