50代のハゲ・薄毛率を知ってますか? まだハゲないように回復できますよ!
50代の薄毛率は、半数のちょっと手前で約43%~45%と言われています。
もう年だからとハゲ・薄毛の対策をあきらめていませんか?
まだ、まだ、対策をとれば大丈夫なんですよ。
目次
年代別の男性の薄毛の割合
年代別で男性の薄毛率、薄毛に悩んでいる人の割合を見ると、下記の表の通りです。
年代 | 薄毛の男性の割合 | 薄毛に悩んでいる人の割合 |
---|---|---|
20代 |
5%~8% |
約25% |
30代 |
11%~14% |
約38% |
40代 |
30%~35% |
約45% |
50代 |
43%~45% |
約53% |
60代 |
50%~52% |
約60% |
年齢が上がるほど薄毛率は高くなり、50代で約半数の人が薄毛に悩んでいて、実際に45%程度薄毛になっているようです。
この結果を見て、やはり年だからと思うのか、まだ半分以上は薄毛になっていないのだから、何とかなるかも知れないと思うのかで大きくその先は違ってきます。
50代の薄毛の原因とは?
40代~50代で薄毛・ハゲが始まった場合は、そのほとんどの人が壮年性脱毛症と呼ばれる男性型脱毛症(AGA)によるものです。
以下のような症状が現れていませんか?
・抜け毛が増えてきた ・髪の毛が細くなってきた ・髪の毛の伸びが遅くなってきた ・頭皮が脂っぽくなりやすい |
このような症状が進行していくと、前頭部の薄毛(U字ハゲ)や生え際の薄毛(M字ハゲ)、頭頂部の薄毛(O字ハゲ)などになってしまう場合が多いようです。
壮年性脱毛症には、日本人の男性の場合、40代の男性であれば3割、50代以上の男性になると4割以上もの方がなっているのです。
壮年性脱毛症で薄毛になるのは?
40代~50代で発症する男性型脱毛症(AGA)が壮年性脱毛症と呼ばれる訳ですが、男性型脱毛症(AGA)で薄毛になるのはどうしてでしょうか?
男性ホルモンの影響が一番の原因だと言われています。
男性ホルモンが原因で抜け毛が増えるというのはどういう理由なのでしょう。
ヒゲや体毛の成長、筋肉や骨格を作ったりするテストステロンと呼ばれる男性ホルモンをみなさんは持っているのですが、頭皮の毛乳頭にある5αリダクターゼと呼ばれる酵素と結びついて、抜け毛の原因となる悪玉男性ホルモンを作ってしまいます。
抜け毛の原因となる悪玉の男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)という物質を作り上げてしまいます。
男性ホルモンのテストステロン(TS)は、それ自体が抜け毛を増やす働きをするのではありません。
テストステロンを補助する役割・働きを持っている5αリダクターゼについても、抜け毛を増やすような働きはありません。
ところが、テストステロンと5αリダクターゼが結びつくと抜け毛の原因となる悪玉の男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)を作ってしまう訳です。
ジヒドロテストステロン(DHT)は、どうやって抜け毛を増やすのでしょうか?
髪の毛が発毛して成長したり、抜け毛となって脱毛したりするのは、頭皮の毛穴の中にある毛乳頭が髪の毛を作り出す毛母細胞に、発毛や脱毛の指示・命令を出すことで起こります。
ジヒドロテストステロンは、髪の毛の成長の指示を出す毛乳頭に対して、髪の毛の成長を止めて抜け毛になるように命令を出す働きをするのです。
なので頭皮にジヒドロテストステロンが増えれば増えるほど、抜け毛が増えて薄毛・ハゲが進行していくことになります。
50代、まだまだ大丈夫
50代の男性の薄毛率は約半分です。
対策を取れば、髪の毛を増やすことは難しいにしても、まだまだ抜け毛を減らして、髪の毛を太くして、薄毛・ハゲにならないようにすることが可能です。
何にもしないで諦めることはしないで、出来る範囲で対策をとってみてはいかがでしょうか?
効果の高い薬もありますが50代ともなれば、副作用の心配の少ない方法で対策したいものです。
安全な対策としては、食事や育毛剤を活用するという方法があります。
50代の壮年性脱毛症の対策
抜け毛を増やしてしまう悪玉男性ホルモンのジヒドロテストステロンを出来るだけ作らないように、食事や育毛剤で対策してみましょう。
【 食事 】
日常食べる食材に含まれる成分で、5αリダクターゼの働きを低下させてテストステロンと結びつきにくくする働きを持つ食材が、亜鉛とイソフラボンです。
亜鉛やイソフラボンを含む食材を摂ることで、悪玉男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)を作らないようにすることで抜け毛を減らし、薄毛・ハゲを予防します。
■亜鉛 牡蠣、豚レバー、牛もも肉(赤身)、ほたて(生)、うなぎ(蒲焼)、シジミ、高野豆腐などに多く含まれます。
■イソフラボン 納豆や豆腐、豆乳などの大豆食品に多く含まれています。 |
【 育毛剤 】
育毛剤には、5αリダクターゼの働きを低下させてテストステロンと結びつきにくくする働きを持つ成分が含まれたものが多くあります。
主に頭皮の毛乳頭でテストステロンと5αリダクターゼが結びつくので、直接頭皮に育毛剤を塗ることで頭皮にジヒドロテストステロン(DHT)を作り出さないようになります。
■5αリダクターゼの働きを低下させる成分 ヒオウギ抽出液、オウゴンエキス、ビワ葉エキス、チョウジエキス、ボタンエキス、シナノキエキス、ヒキオコシエキスなどです。 |
これらを含む育毛剤を使うことで、薄毛・ハゲの対策となりますが、食材の亜鉛やイソフラボンを摂るのと併用することが、効果につながりやすいです。