頭皮が敏感肌の私にも、頭皮にしみることなく、使い続けることが出来た育毛剤のチャップアップです。
チャップアップの成分を全部調べてみました。
目次
男性ホルモンの悪影響から守る成分
悪玉の男性ホルモンと呼ばれるDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンは、頭皮に悪影響を与えて、薄毛・抜け毛を引き起こします。
誰もが持っている男性ホルモンのTS(テストステロン)は、そのままであれば頭皮に悪影響を与えないのですが、5a還元酵素(5αリダクターゼ)という酵素と結びつくと、悪玉の男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)を作り出します。
男性の薄毛の原因の90%以上が、男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)の悪影響である男性型脱毛症(AGA)と言われています。なので、出来るだけDHT(ジヒドロテストステロン)を作らないようにすることが、薄毛対策となります。
5a還元酵素(5αリダクターゼ)の働きを弱めて、悪玉の男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)を作らないようにしてくれる成分が、以下の成分です。
ヒオウギ抽出液、オウゴンエキス、ビワ葉エキス、チョウジエキス、ボタンエキス、シナノキエキス、ヒキオコシエキスなど |
これらの成分の中でも、男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)を作らなくする代表としてヒオウギ抽出液(ヒオウギエキス)があります。ヒオウギ抽出液には、イソフラボンが多く含まれますが、大豆に多く含まれるイソフラボンとは種類が異なります。
大豆に含まれるイソフラボンが持っているような『女性ホルモンのエストロゲンのように働く作用』は、ヒオウギ抽出液のイソフラボンには僅かしかありません。
頭皮の血行を促進する成分
食事で髪の毛の栄養素を十分に食べても、その栄養が髪の毛まで行き届かないことには、髪の毛は成長することが出来ません。食べた栄養分は血液によって髪の毛まで運ばれます。しかし、血行不良であれば、折角の栄養分も髪には届かないことになってしまいます。
血行促進効果の高い成分により、血行を改善して髪の毛の毛根(毛母細胞)に栄養分が届くようにします。
センブリエキス、海藻エキス、クロレラエキス、アルニカエキス、オランダカラシエキス、ゴボウエキス、ニンニクエキス、ローズマリーエキス、ニンジンエキス、ジオウエキス、ショウキョウチンキ、チョウジエキス、マロニエエキス、チンピエキス、センキュウエキス、トウキエキス、グルコシルヘスペリジン、油溶性マサキエキス、イチョウエキス、セイヨウサンザシエキスなど |
チャップアップに配合されている頭皮の血行促進成分で代表的な有効成分が、センブリエキスです。 → センブリエキスの持つ効果・効能の詳細は、こちら
センブリエキスは、厚生労働省から育毛効果を認められた有効成分として認められています。(医薬部外品としての扱い)
センブリエキスにも負けないくらい頭皮の血行促進効果を期待できるのが、海藻エキスという成分です。以前は、海藻エキスではなくM-034という名前で成分表示がされていました。
このM-034は、北海道ミツイシコンブから抽出されたエキスです。M-034(海藻エキス)は、リアップに含まれるミノキシジルという医薬品として厚生労働省により育毛効果が認められた成分と同等の育毛効果を持ち、頭皮の血行促進の働きがあると言われています。
毛母細胞を活性化
どんなに頭皮の血行が良くなって栄養分が行き渡っても、髪の毛を作る細胞が活発に働いてくれないと髪の毛は発毛したり成長していきません。
髪の毛を作る毛母細胞の細胞分裂を盛んにすることで、発毛を助け、太くてしっかりした髪の毛をどんどん成長させて、抜けにくい丈夫な髪の毛を作る必要があります。
チャップアップには、細胞の老化を防ぎ、発毛促進効果のある育毛成分の必須アミノ酸などを多く含んでいる細胞活性化成分が効果的です。
L-アスパラギン酸、グリシン、L-アラニン、L-アルギニン、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、L-ピロリドンカルボン酸、L-セリン、L-バリン、L-プロリン、L-スレオニン、L-イソロイシン、L-ヒスチジン、L-フェニルアラニン、塩酸リジン、L-グルタミン酸ナトリウムなど |
髪の毛の原料となるのが、ケラチンタンパク質で、そのケラチンを作るのがアミノ酸なので、アミノ酸は無くてはならない栄養素です。
チャップアップに配合されるアミノ酸の中でも、有効な成分がアルギニンです。
アルギニンには血管が硬くなるのを防ぐ働きがあり頭皮の血行促進したり、睡眠中に成長ホルモンの分泌を盛んにするので、髪の毛を作る毛母細胞の細胞分裂が増えて髪の毛の成長が盛んになります。
また、アルギニンには角質層を保湿する効果があります。なので頭皮の角質層も保湿して、頭皮が乾燥しないように保護してくれます。
頭皮環境を整える
頭皮環境が悪化して、頭皮の炎症を引き起こして抜け毛の原因となることが多くあります。
その原因としては、皮脂の過剰分泌や乾燥のし過ぎなど様々ありますが、頭皮の炎症を抑えて頭皮環境を整えてくれる成分としてグリチルリチン酸ジカリウム、ジフェンヒドラミンHCなどが配合されています。
これらの成分により、抗炎症作用やうるおい保湿が期待でき、頭皮環境を整えてくれます。
ダイズエキス、ドクダミエキス、アルニカエキス、オドリコソウエキス、オランダカラシエキス、ゴボウエキス、サクラ葉抽出液、セイヨウキズタエキス、ニンニクエキス、マツエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、ジフェンヒドラミンHCなど |