頭皮が刺激を感じやすく敏感肌な方は、できるだけ刺激の少ない天然成分で作られた育毛剤を使うのが安全です。
私も、以前は肌が弱いという訳ではなかったのですが、育毛剤を使い続けるうちに、頭皮は敏感肌になってしまいました。
敏感肌でなくても、最初からできるだけ刺激の少ない無添加の育毛剤を使えば良かったと、後になって後悔しました。
センブリの効果・効能
センブリエキスとは、リンドウ科の植物である千振(センブリ)から抽出した有効成分です。
センブリエキスの効果・効能には、次の4つがあります。
血行促進 毛乳頭細胞の活性化 抗酸化作用 抗炎症作用 |
【 血行促進 】
髪の毛の成長には、血液によって運ばれる栄養が必須です。
頭皮の毛細血管から栄養を吸収するため、頭皮の血行が良くないと、髪の毛は成長出来ず、抜け毛ととなってしまうのです。
センブリエキスの『スウェルチアマリン』という成分には、血行促進作用があります。
頭皮に塗ることで血液の循環が良くなるので、栄養分をしっかりと受けることが出来るようになり、育毛効果が高まります。
【 毛乳頭細胞の細胞分裂促進 】
毛根の奥にある毛乳頭は、毛細血管と直でつながっていて、発毛や脱毛の司令を出しています。
毛乳頭は、血液から酸素やビタミン、アミノ酸などを受け取って、細胞分裂して髪の毛を成長させるよう毛母細胞に指示を出します。
センブリエキスの『ロゲンチン』という成分には、毛乳頭の細胞分裂を活性化する働きがあるので、毛母細胞の細胞分裂を増やすことで髪の毛を成長させます。
分裂した細胞が角質化したものが、髪の毛になっていくのです。
細胞分裂が盛んになることは、育毛効果を高めることにつながります。
【 抗酸化作用 】
人は普通に生活しているだけでも、体内に活性酸素を発生させます。
ただ、飲酒、タバコ、ストレス、乱れた食生活、紫外線や加齢などによっては、活性酸素は増加してしまいます。
活性酸素は、ウィルス・細菌などから身体を保護する働きがありますが、活性酸素が増え過ぎると、細胞の膜を酸化させて、老化の原因につながります。
センブリエキスの『ゲンチオビクロシド』という成分には、活性酸素の増加を抑える作用があるので、、頭皮の酸化(老化)を防ぎ、髪の毛と頭皮を若々しく保つことが出来ます。
【 抗炎症作用 】
頭皮が炎症を起こしていると、髪の毛の成長にも悪影響が出て、抜け毛を増やすことにつながります。
センブリエキスの『キサントン』という成分には、頭皮の炎症を防ぐ抗炎症作用があり、
頭皮の荒れや、赤みやかゆみなどの炎症を、抑える働きがあります。
頭皮を健康に保ち、健康な毛髪が生えやすい状態に改善します。
センブリエキスの成分 | 効果・効能 |
---|---|
スウェルチアマリン |
血行促進作用、抗炎症作用 |
スウェルチアニン、スウェルチアノリン |
血行促進作用 |
アマロゲンチン、アマロスウェリン
|
毛乳頭細胞増殖促進作用 |
キサントン |
抗酸化作用、抗炎症作用 |
ゲンチオビクロシド |
抗酸化作用 |
トリテルペン、トリテルペノイド |
抗炎症作用 |
スウェロシド |
抗炎症作用 |
センブリエキスの副作用は
センブリエキスは、自然植物由来の成分から出来ていますので、副作用の心配をする必要がありません。
ただし、育毛効果は緩やかになりますので、半年~1年は継続して使って効果を見なくてはなりません。
育毛効果が高い医薬品の育毛剤は、副作用を引き起こす可能性も高まります。
体に害を及ぼすのは不安だと感じる方には、センブリエキスを含む育毛剤は、安心して使うことが出来ます。
センブリエキスは、頭皮に安全か?
センブリはリンドウ科の越年草で、乾燥させたものは胃腸薬(医薬品)として使われています。
煎じたセンブリの苦みが、胃や腸の働きを良くするようにサポートしてくれます。
そのセンブリのエキスが、体に悪い訳はありませんよね。
エキスになると医薬部外品としての扱いになりますが、飲んでも大丈夫な植物由来のものなので、頭皮に塗るのももちろん安全です。
敏感肌の方にも安心な低刺激な育毛剤を作り上げるためには、天然成分であることは、必須条件です。