シャンプーで洗った後は、意外とすすぎが雑な方が多いです。
自分で意識しているより、かなりしっかりすすがないと、シャンプーのすすぎ残しになります。
シャンプーのすすぎ残しで、頭皮に残った洗浄成分は、はげ・薄毛の原因の1つですよ！
目次
シャンプーのすすぎ残しでハゲになる！
薄毛の原因として、シャンプーのすすぎ残しがあります。
自分の髪の毛にあったシャンプーで、正しく洗髪することで抜け毛を減らして、育毛するこが可能です。
シャンプーの種類も、育毛に適したスカルプシャンプーを使って、髪の毛に負担をかけずに洗い上げることによって、かなり育毛効果を期待できます。
シャンプーのすすぎ残しをしてしまうと、普通のシャンプーでも、育毛効果の高いスカルプシャンプーでも、頭皮にダメージを与えてしまい、抜け毛を増やして薄毛につながってしまいます。
シャンプーが残ると頭皮は、どうなるの？
シャンプーが頭皮に残ってしまうと、シャンプーなどのカスが頭皮の毛穴を詰まらせたり、頭皮にシャンプーの成分が浸透して刺激を与えたりして、頭皮に炎症やかゆみ、痛み、フケなどを発症させます。
市販の90%以上を占める石油系（高級アルコール系）のシャンプーは、洗浄力が強い合成の界面活性剤が配合されていて刺激が強いので、より頭皮が炎症を引き起こす可能性も高くなります。
頭皮が炎症を起こすと、毛根がダメージを受けることで成長しきっていない髪の毛の抜け毛が増えることになります。
頭皮の炎症で、まだ抜けなくても良い髪の毛が抜けてしまうので、次に抜け毛となった毛穴から再び生えてくるまでに、しばらく期間がかかります。
その間は、髪の毛が少ないことになります。
髪の毛にはヘアサイクルがある
髪の毛には、ヘアサイクルと呼ばれる髪の毛の生え変わる仕組みがあります。
髪の毛が生えて成長してから、寿命がきて自然に抜け毛となるまでの一連の流れを言います。
髪の毛が生えて、育って、抜けるまでの過程を成長期、退行期・休止期に分類できます。
正常な波の毛であれば、成長期 → 退行期 → 休止期 → 成長期 → 退行期 → 休止期 ・・・・・・・ と繰り返し続いていきます。
|
成長期（髪の毛が生えはじめて、太く長く成長していく時期（約2～6年）） |
シャンプーのすすぎ残しで頭皮が炎症を起こして、成長途中の髪の毛が抜け毛になってしまうと、この正常なヘアサイクルが乱れてしまいます。
一度、ヘアサイクルが乱れると、すぐにはヘアサイクルは正常に戻らないで、正常にもどるまでに相当の期間がかかるのです。
つまり、成長しきらないで予定より早く抜けてしまった髪の毛は、次に生えてくる成長期を迎えるまで、しばらくの間は待っている状態が続くことになります。
その間は、その毛穴には髪の毛が生えていない状態が続くのです。
炎症で抜けた髪の毛が多ければ多いほど、目立つ薄毛になります。
頭皮の炎症が治っても、乱れてしまったヘアサイクルはすぐには戻らないで時間がかかるので、薄毛になっている期間は長くなります。
頭皮の炎症の範囲が広ければ広いほど、シャンプーのすすぎ残しをしている期間が長ければ長いほど、薄毛の状態もひどくなっていく傾向にあります。
こんな人は注意して下さい
毎日きちんとシャンプーをしているのに、
|
・頭皮にかゆみを感じることが多い ・頭皮が赤っぽくなっている ・フケが気になるようになった |
このような症状がある場合は、もしかするとシャンプーのすすぎ残しをしている可能性があります。
本当にしっかり洗い流せていますか？
シャンプーを洗い流す時に、しっかりとすすぎが出来ていますか？
髪の毛のシャンプーがとれているから、大丈夫だと思う人が多いと思いますが、頭皮についたシャンプーもしっかりと落ちているとは限りません。
髪の毛よりも頭皮にシャンプーのすすぎ残しがないかを注意することが重要です。
思ったよりも、長くすすがないとシャンプーは頭皮に残ってしまいます。
具体的に言うと、シャンプーで頭皮を洗っている時間の2倍の時間を目安として、すすいで下さい。
意識するのは、頭皮のシャンプーをいかに完全に落とし切るかということです。
どうでしたでしょうか？
いかにしっかりとすすぎをしないといけないか、お分かりいただけたと思います。
シャンプーの正しいやり方をしていますか？
シャンプーのすすぎ残しが、ハゲる原因となる話をしましたが、シャンプーの仕方が間違っていてハゲる原因の一つになっている場合があります。
私もそうでしたが、自分のシャンプーの仕方が正しいと思いこんでいて、実際は間違って頭皮に悪影響を及ぼすやり方をしていました。
この機会に一度、正しいシャンプーのやり方を確認してみませんか？
