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薄毛になる原因 PR

抜け毛・薄毛・ハゲの原因は、ヘアサイクル(毛周期)の乱れだと知っていましたか?

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薄毛になるのは、ヘアサイクルが乱れるために、髪の毛が成長しないうちに抜け毛となってしまうからです。

 

目次

ヘアサイクルとは

髪の毛は、毛根細胞が生きている限りは、抜けてしまっても、同じ毛根からまた生えてきます。髪の毛が発毛して、太く長く成長して、抜け毛となって抜けて、また同じところから生えてくるという繰り返しをヘアサイクル(毛周期)と言います。

 

髪の毛が生えて、育って、抜けるまでの過程を成長期、退行期・休止期に分類できます。正常な波の毛であれば、成長期 → 退行期 → 休止期 → 成長期 → 退行期 → 休止期 ・・・・・・・ と繰り返し続いていきます。

 
抜け毛が増えて薄毛になる原因が、このヘアサイクルが乱れて成長期が短くなることで起きています。

 

成長期

髪の毛が生えはじめて、太く長く成長していく時期(約2~6年)

成長期には、毛根の中の毛母細胞が盛んに細胞分裂を繰り返して、新たな毛髪が生まれ、約2年~6年かけてどんどん太く長く成長していきます。

 

頭皮の毛根の奥にある毛乳頭は、毛細血管と直でつながっていて、発毛や脱毛の司令を出しています。成長期には、毛乳頭が血液から酸素やビタミン、アミノ酸などを受け取り、毛乳頭のまわりにある毛母細胞に細胞分裂して髪の毛を成長させるよう指示を出します。

 

髪の毛に十分な栄養が行き渡る時期は、この成長期だけです。しかし、食生活、生活習慣、ストレスなどで頭皮の血行が悪くなると、ヘアサイクルが乱れて成長期が短くなります。つまり成長しきらないうちに抜け毛になってしまう訳です。

 

正常なヘアサイクルであれば、成長期は、2年~6年と言われています。順調に成長していると、1日に約0.3~0.5mm、1ヶ月では約1.2cmくらいになり、1年では約15cmも成長して伸びていきます。

 

成長期の髪の毛は、頭髪全体の約85~90%です。

 

退行期

髪の毛の成長が終わりに向かい、抜ける準備の時期(約2~3週間)

退行期には、毛母細胞の細胞分裂が少なくなってきて、髪の毛の成長も終わる直前の時期です。髪の毛の付け根の部分が毛根の深いところから頭皮の表面へ押し上げられ、抜け毛となる準備段階になります。

 

退行期の髪の毛は、頭髪全体の約1~2%程度です。

 

 

休止期

髪の毛の成長が止まり、抜け落ちてしまう時期(約3~4ヶ月)

休止期には、毛母細胞の細胞分裂も止まって、髪の毛の成長が止まる時期です。髪の毛の成長をコントロールする毛乳頭は、すでに丸くなって活動はしていません。髪の毛の付け根も頭皮表面ぎりぎりまで上がり、自然に抜ける状態になっています。

 

休止期の毛は、何の抵抗も無く抜け落ちる状態にあるので、ちょっと動いただけでも抜け毛になります。自然に抜けていく状態の髪の毛ですので、正常なヘアサイクルでは、必要なことです。毛髪は1本1本ヘアサイクルが違うので、抜ける時期がずれるため、正常なヘアサイクルであれば、一度にまとめて抜けることはありません。

 

頭皮環境が良好で、毛根細胞が生きていれば、髪の毛が抜け落ちた後、すぐに新しい髪の毛が生えて成長していきます。

 

休止期の髪の毛は、頭髪全体の約10~15%です。

 

頭皮の血行を良くすることが大事

髪の毛が成長するための栄養分は、毛細血管から取り込まれる血液中に含まれる栄養素がほとんどです。外部から育毛剤で栄養分を与えても、あまり意味はありません。

 

育毛剤は、頭皮の血行を良くして、毛細血管から毛根に栄養が行き渡りやすくするのが一番の目的なのです。いかに頭皮の血行を良くするかが、薄毛の解決につながる訳です。

 

成長期に毛根に毛細血管からの栄養分が十分に行き渡らないと、髪の毛の成長は低下してきます。そうなると髪の毛は、成長の終了時期が来たと間違った認識をしてしまい、退行期に入ってしまうのです。

 

髪の毛は成長しきらないまま抜け毛となってしまうので、成長期の期間は短くなってしまい、その状態が続いていくと頭に残る髪の毛も細く短い毛しか残らないので、全体的にボリュームがなくなって薄毛になっていくのです。