育毛剤の刺激にやられて頭皮がかぶれてしまい、一時期は育毛剤を断念したのですが、低刺激の育毛剤に出会えて、復活することが出来ました。
どうしても副作用の少ないタイプの育毛剤で、薄毛対策をしたいと思っていたので、安心しました。
目次
育毛剤を使い始めの頃
以前の育毛剤は、割とアルコール類が多く含まれているタイプが主流で、アルコールの特性として頭皮につけるとスッとする感じがあって、刺激の強めの育毛剤が人気でした。
後頭部が周りに比べて少し薄くなったと感じて、ハゲがこのまま進行しないためにも、育毛剤でケアしておこうと思い、その当時、一番売れていた育毛剤を使い始めていました。
最初は、特に違和感もなく、髪の毛に付けると、スッとする感じだったので、何となく効果がありそうだと思って使い続けていました。
少し薄くなって頭皮が見えやすくなっていた部分も、しばらく使っていると効果があったのか、あまり薄いと感じなくなるくらいまでになりました。
育毛剤の刺激に負けるようになる
育毛の効果が感じられたので、長く継続して使っていました。
ところが、育毛剤の刺激がだんだん頭皮に影響を及ぼすようになってきて、つけると少ししみるようになってきました。
頭皮にしみるように感じたら、一週間は育毛剤をつけるのを止めて、一週間経つとまた付けて、大丈夫だと続けてを繰り返していました。
頭皮がどうなっているのか確認したら、頭皮全体が薄く赤みをおびてかぶれたような状態で、頻繁にかゆみを感じるようになりました。
頭皮が育毛剤の刺激に負けるようになり、刺激に敏感に反応する頭皮になったようです。
とりあえず、育毛剤の使用を止めてみることにしたのです。
育毛剤をしばらく使用しないでいると
育毛剤を使わないようにしていたのですが、使わないでいると頭頂部が少しずつ薄くなっているのです。
育毛剤を使うとまた、頭皮が赤くかぶれてしまうというイメージが残ってしまい、再び育毛剤を使おうと思うことが出来ませんでした。
月日が流れていくと、また頭頂部がほんのり薄くなって来ているではありませんか。
医薬部外品の比較的副作用の少ない育毛剤ではなくて、効き目の強い成分の入った医薬品を使うことも考えましたが、やはり効き目が強いと副作用も強いので、何とか育毛剤で対応したいと考えていました。
低刺激の育毛剤
頭皮が弱い方も多いのでしょうか、低刺激な育毛剤もあることがわかり、再び始めて見ることに。
以前の育毛剤と比べて、つけてもほぼ刺激を感じないのです。
あまりに刺激がないので、本当に効果を感じることが出来るようになるのか、とても不安な感じがしたことを覚えています。
しかし、実際には3ヶ月使ってみると、ちょっと薄くなりかけていた頭頂部が、濃さを取り戻しつつあったのです。
育毛剤で頭皮がかぶれる原因は?
私の場合は、育毛剤に含まれるアルコール類の刺激に合わなかったのですが、アルコール類やその他の成分が頭皮に刺激を与えて刺激性接触皮膚炎になっているか、何らかの成分がアレルギー物質となり、アレルギー性接触皮膚炎になっている場合が考えられます。
【 刺激性接触皮膚炎 】
育毛剤に含まれる何らかの成分から一定以上の刺激を受けた時に、すぐにかぶれなどの症状として現れる皮膚(頭皮)の炎症
【 アレルギー性接触皮膚炎 】
育毛剤に含まれる何らかの成分を、最初の刺激で異物と判断して、再度同様の刺激を受けた時にアレルギー物質として反応し、かぶれなどの症状として現れる
皮膚(頭皮)の炎症
いずれも刺激を発生させるような強い成分を含んでいることが原因になります。
できるだけ刺激の少ない天然の成分しか配合していない育毛剤を選ぶことが重要です。
最初から刺激の少ない育毛剤を使うこと
頭皮が敏感肌や乾燥肌でとても刺激に敏感な人でも、刺激を感じることなく使えるように、天然由来成分のみで作られていたり、無添加なので頭皮への負担がとても少ない育毛剤が多く発売されています。
頭皮は比較的にデリケートな皮膚なので、育毛剤を選ぶには敏感肌でなくても、最初から刺激のない無添加の育毛剤を選んで長く継続して使うことが、髪の毛を長く維持することにつながります。
私も、刺激の少ない育毛剤の最初から出会えていれば、頭皮を傷めることもなくもう少し髪の毛のボリュームも残せたかも知れません。
医薬品では副作用が怖いので、医薬品ではない医薬部外品の育毛剤で、育毛することを考えている方は、とにかく刺激の少ない無添加の育毛剤を選ぶことです。