蒸しタオル(ホットタオル)を活用すると、薄毛やハゲの対策となって、育毛に良い頭皮環境を作るようになることを知っていましたか?
シャンプー前に蒸しタオルで頭皮を温めキレイにすることで、育毛剤の効果が良くなることも期待出来ます。
目次
蒸しタオルの育毛効果
蒸しタオル・ホットタオルを頭皮に当てると、育毛のための効果が期待出来ます。
代表的な3つの効果は、以下の通りです。
・血行の促進 |
血行の促進
蒸しタオルを頭の上に乗せることで、頭皮の血行を促進するようになります。
蒸しタオルは頭皮を温めるので、頭皮の周りの毛細血管が拡張します。
毛細血管が拡張する理由は、頭皮が蒸気で温められると、体は頭皮の表面温度を一定に保とうとして、頭皮にの下の毛細血管を拡張して熱くなった温度を放出しようとします。
頭皮には毛細血管でつながっていて、体の末端になる頭の部分になるので、通常でも血液が届きにくいところです。
血行が少しでも悪くなると頭皮の毛細血管まで血液が届かなくなり、髪の毛に栄養が行き届きません。
頭皮の毛細血管が拡張して血行が促進されると、髪の毛の成長をコントロールする毛乳頭へしっかりと栄養分を届けられるようになるので、育毛が促進されます。
頭皮の汚れ落とし
蒸しタオルの蒸気が、頭皮を温めることで毛穴を開かせて、毛穴に詰まった皮脂や老廃物(角質など)を排出してくれます。
きちんとシャンプーで頭皮の毛穴の皮脂や汚れが適度に落とせていれば問題ないですが、洗い落とせずにどんどん蓄積されていくと髪の毛の成長に悪影響を及ぼします。
毛穴にたまった皮脂と古い角質が混ざり合ったものが、角栓と呼ばれる粘着性の強い汚れ(アカ)になります。
そのまま汚れを放置してしまうと、角栓は空気に触れると、皮脂の部分が酸化し、・・・
また、角栓をエサとして雑菌が繁殖すると、頭皮に炎症を発生し、抜け毛を増やすことになると薄毛につながります。
また角栓は毛根を圧迫するので、頭皮の血流の悪化にもつながります。
結果、薄毛につながってしまうのです。
シャンプーする前に、蒸しタオルで頭皮を温めて頭皮の毛穴を開かせてから、髪の毛を洗浄すると頭皮の汚れが落ちやすい状態になっているので、頭皮を傷めることなくシャンプーすることが出来ます。
蒸しタオルを使うことで、頭皮の環境を改善して薄毛・ハゲを予防することが出来ます。
リラックス効果
蒸しタオルで後頭部を温めることにより、リラックス効果を得ることが出来ます。
後頭部には、「脳幹」と呼ばれる脳の一部分があり、後頭部を温めると、脳幹とその周辺の筋肉の緊張が緩みます。
脳幹を温めるとリラックス効果が働き、体の緊張をほぐす事ができます。
体がリラックスすると副交感神経が優位になって、血管が拡張されるようになるので、血液の流れが良くなって頭皮の毛細血管まで栄養分を行き届かせることができます。
いかに体をリラックスして副交感神経を優位にする時間を作ることが出来るかが、髪の毛を健やかに成長させることが出来るかの鍵をにぎっているのです。
蒸しタオル(ホットタオル)の作り方
蒸しタオルは、簡単に作ることが出来ます。
タオルを濡らして絞り、ビニール袋に入れて、電子レンジで1~2分ほど、温めると出来上がります。
【 用意するタオル 】
タオルは薄手のフェイスタオルぐらいの大きさのものが良いです。
あまり大きいと使いにくいし、厚いとタオルの内部まで温まりません。
【 絞り具合 】
わりとしっかり絞って下さい。当然、水が垂れることはありません。(何回がするうちに、自分のちょうどよい絞り加減がわかるようになります)
【 入れるもの 】
ジップロックやビニールの袋に入れるか、または、ラップで包んでもOK
【 電子レンジにかける時間 】
500Wの電子レンジで、1分~2分程度(何回かするうちに、自分の調度良い時間を見つけてください)
電子レンジから取り出した蒸しタオルは熱いので、注意して下さい。
一旦、蒸しタオルを広げて適度な温度になったところで、頭の上に乗せて下さい。
蒸しタオルを使うタイミング
お風呂に入った時に、シャンプーをする前に蒸しタオルをするのが効果的です。
湯船に浸かっていながら、蒸しタオルを頭の上に乗せることで、浴室も温かい上に、湯船で身体も温まることで、蒸しタオルも冷めにくくなり、蒸し効果を持続することが出来ます。
蒸しタオルにより、シャンプーも頭皮や髪の毛を傷めずにキレイに洗うことで、その後に使う育毛剤などもしっかりと頭皮に効くようになります。
気持ちよくリラックス出来て、しかも薄毛・ハゲ対策になるのなら、やってみる価値はアリです。
私も蒸しタオルを活用することで、優しく洗っても汚れがとれていると感じています。
育毛剤がより頭皮に浸透してくれていると思います。