チャップアップで、髪の毛が生えるというのは本当でしょうか?
チャップアップは一番人気の育毛剤なんですが、本当に髪の毛が生えるようになるのでしょうか?
日本で一番売れた育毛剤がチャップアップのようです。それだけ効果を実感した人が多かったと思います。
目次
チャッアップの育毛剤としての役割は
髪の毛を発毛して成長させる成分
男性型脱毛症(AGA)での抜け毛を減らす成分
頭皮環境を改善する成分
抜け毛を発生させる物質を入れない
低刺激で長く継続して使える
といった役割をもっていて、副作用を心配するような成分が入っていないので安心して使えることが、チャッアップの人気の原因だと言えます。
チャップアップで髪の毛が生える理由とは?
チャップアップには育毛に必要な以下の成分が含まれていることで、多方面から抜け毛や薄毛を改善していくように働きかけます。
・ 悪玉男性ホルモンの悪影響から守る成分 ・ 頭皮の血行を促進する成分 ・ 髪の毛を作るのを助ける成分 ・ 頭皮環境を整える成分 |
悪玉男性ホルモンの悪影響から守る成分
男性の薄毛の原因の90%以上が、男性型脱毛症(AGA)と言われています。そしてAGAを引き起こすのが、悪玉男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)の悪影響によるものです。
悪玉男性ホルモンDHTは、髪の毛の成長をコントロールする毛乳頭に働きかけて、抜け毛になるように指示をするので、脱毛が増えて薄毛になります。
誰もが持っている男性ホルモンのTS(テストステロン)は、そのままであれば頭皮に悪影響を与えないのですが、5a還元酵素(5αリダクターゼ)という酵素と結びつくことによってDHTを作り出します。
チャップアップには、5αリダクターゼの働きを弱めてDHTを作りにくくする成分を配合することで、DHTによる薄毛を防ぎます。
頭皮の血行を促進する成分
食事で髪の毛の栄養素を十分に摂っても、その栄養素は血液によって頭皮の毛根まで届くのですが、頭皮の血行が悪いと届きません。
頭皮の血行を促進する成分により、血行を改善して髪の毛の毛根(毛母細胞)に栄養分が届くようにすることで、髪の毛の成長が阻害されるのを防ぎます。
髪の毛を作るのを助ける成分
頭皮の血行が良くなって栄養分が行き渡るようになったら、髪の毛を作る細胞が活発に働くようにサポートする必要があります。
髪の毛を作る毛母細胞の細胞分裂を盛んにすることで、発毛を助け、太くてしっかりした髪の毛をどんどん成長させて、抜けにくい丈夫な髪の毛を作ることが出来ます。
チャップアップには、細胞の老化を防ぎ、発毛促進効果のある育毛成分や、髪の毛を作るアミノ酸などの成分がたくさん入っていて、髪の毛のを作るのをサポートしてくれます。
頭皮環境を整える成分
頭皮環境が悪化すると、頭皮の炎症を引き起こして抜け毛が増えて薄毛・ハゲの原因となることが多くあります。
頭皮に皮脂が過剰に分泌されるのを防いだり、頭皮のたんぱく質と糖が結びついて固くなる糖化(老化)を防いだり、頭皮の乾燥を防いだり、頭皮の炎症を防いだりするなど、頭皮環境を整える成分が色々と配合されています。
チャップアップは、抜け毛につながる化合物を無添加に
チャップアップは、頭皮に悪影響を与えて抜け毛を増やす原因となる化合物を排除し、無添加無香料にすることで抜け毛を減らしています。
代表的な化合物は、以下の通りです。
成 分 | 役 割 | 影 響 |
---|---|---|
香料 |
香り付け |
香料の副作用としてアレルギー反応を起こ、抜け毛につながる可能性があり |
着色料 |
色付け |
着色料の副作用としてアレルギー反応を起こ、抜け毛につながる可能性があり |
鉱物油 |
肌表面に膜を作り、外部刺激から皮膚を保護 |
保護しすぎて毛穴が詰まり頭皮トラブルにより、抜け毛につながる可能性があり |
石油系界面活性剤 |
水分と油分を混ぜる乳化作用や保湿作用 |
高い洗浄力は必要な皮脂や常在菌をすべて流し去ってしまうので、肌荒れを起こしやすい 毛穴から頭皮の奥へと入り、内側から毛母細胞を痛めつけ薄毛を引き起こす可能性あり |
パラベン |
防腐剤 |
皮膚に吸収されてアレルギーを起こし、抜け毛につながる可能性があり |
紫外線吸収剤 |
紫外線が髪の毛や頭皮に浸透しないように予防 |
化学成分なので、皮膚に吸収されると頭皮に悪影響が出る可能性あり |
シリコン |
髪同士の摩擦を防いだり、傷んだ髪の表面を滑らかにして手触りを良くしてくれるコーティング剤 |
耐水性が高く取り除くには強い洗浄力が必要になり、シリコンの成分が頭皮に付くと毛穴が塞がれて抜け毛などの影響がでる可能性あり |
これらの化合物を無添加とすることで低刺激となり、敏感肌・乾燥肌の人でも安心して長く使うことが可能です。
低刺激で長く使用できる裏付けとは
頭皮は肌の中でも薄い部分になるので、刺激に敏感に反応します。育毛剤を使うことで脱毛症が短期間で完治するものではなく、長く時間をかけて改善していくものです。
長期間継続して使っていくには低刺激でないと頭皮がもたないし、続けていくことができません。
チャップアップは、第三者機関において商品検査を行って、頭皮が刺激を敏感に感じやすい人でも、刺激を感じることなく安心して使うことが出来るかを確認しています。
約100人を対象としたパッチテストにおいて、金属アレルギー・アルコールアレルギー・敏感肌・乾燥肌の症状のある方にも頭皮の刺激が発生した方はありませんでした。
また、放射性物質検査も済ませてあるので、とても安心して使える育毛剤です。
パッチテストとは、二の腕や太ももなどの肌の柔らかいところに、カットバンに育毛剤をしみ込ませてから24時間程度、張り付けておいて肌に変化がないか確認する方法です。 |
チャップアップに効果を感じられない理由
ただし、チャップアップを使用しても効果を感じることが出来ない場合があります。
チャップアップを使って効果を感じることが出来なかった人の口コミも少なからずありますが、効果を感じられない共通の原因についてまとめてみたいと思います。
【 効果が感じられない共通の理由 】
・使用した期間が短い
・薄毛、ハゲがかなり進んでいる
・薄毛、ハゲになる生活習慣をしている
使用した期間が短い
育毛剤を1ヶ月,2ヶ月使えば効果が出ると思っている人が多いです。
しかし、抜けた毛の毛穴から再び新しい髪の毛が生えてくるには、平均でも4.3ヶ月(130日程度)もかかるようです。
そしてようやく生えてきた髪の毛が、標準的に成長し始めて伸びる長さは、1日に約0.3~0.5mm、1ヶ月では約1.2cmくらいになり、1年では約12cm~15cmも成長して伸びていきます。
伸び率は個人の体質によっても違いますし、環境である気温、生活環境や食生活、体調、ストレスなどによっても変化します。
抜け毛が減るという効果の実感は、1ヶ月、2ヶ月で出来るかも知れませんが、育毛剤を使うことで新たに髪の毛が生えて増えたと実感できるのには、最低でも3ヶ月は必要になります。
実際、チャップアップを使って効果を感じることの出来なかった口コミは、試用期間は1ヶ月、2ヶ月という方も多いです。
薄毛、ハゲがかなり進んでいる
チャップアップは、医薬部外品の育毛剤であるので育毛効果は高いのですが、発毛効果については強くありません。
薄毛・ハゲがかなり進行して頭皮がかなり弱った状態になると、チャップアップを使ってもそこから発毛することが出来なくなります。
薄毛・ハゲの状態が進行していって、髪の毛が生えていない部分を復活させて、再度髪の毛が生えてくるような効果はありませんのでチャップアップでは手遅れの状態です。
薄毛・ハゲがかなり進行している人は、育毛効果のあるチャップアップではなく、医薬品で発毛効果のあるリアップやAGA治療薬などを使うほうが効果が期待できます。
生活習慣・食生活の乱れ
チャップアップに育毛効果があっても、それ以上に抜け毛を増やす生活習慣・食生活をしていると、効果を感じることができないのは当たり前です。
まず、食生活ですが髪の毛の原料となる栄養素と、その栄養素を使って髪の毛を作る作業をサポートする栄養素がなければ、育毛剤を使っても髪の毛が十分な成長をしません。
髪の毛の元(主成分)となるタンパク質や、髪の毛を作るのをサポートする栄養素の亜鉛やビタミンB群 、ビタミンA、C、Eなどが十分に摂られている必要があります。
脂質が多い脂っこい肉類、ファストフード、インスタント食品などを中心とした食事や、糖質の多い甘いものばかりを食べていると、血液中に中性脂肪や悪玉コレステロールを増やし、血液をドロドロにして、血流を悪くします。
血流が悪くなると食事で摂った髪の毛の栄養分も、血液によって栄養は届けられるので、頭皮の毛根まで血液が届きにくくなり、髪の毛に栄養分が行き渡りません。
パソコンやスマホを下を向いて長時間使用するなど、姿勢の悪い状態を続けたり、運動不足、睡眠不足、ストレスなども髪の毛の成長を悪くする要因です。
育毛するからには、髪の毛の成長に良い生活習慣や食生活を送るように改善しなければ、育毛剤を使う意味がありません。