頭皮の色を確認することで頭皮の健康状態がわかります。
抜け毛を予防するためにも、頭皮環境のチェックとして頭皮の色の確認は重要です。
頭皮の色で、何が頭皮の状態を悪化させいるかが判明します。
目次
青白い頭皮
青白い頭皮は、健康的で正常な頭皮の色と言えます。
頭皮周辺は毛細血管が集まっています。
その頭皮の下の血管の血流が良い場合は、頭皮側から見ると青く見えます。
赤い血液が、血管と頭皮を透かして見ると青く見えるからです。
血行が悪いと、青っぽく見えません。
また、頭皮の良い状態とは、乾燥しすぎていない程よく保湿されている状態です。
頭皮が適度に水分を含んでいる場合は、頭皮は白っぽくて乳白色に映ります。
頭皮の血行が良いので青味がかるのと、保湿状態が良くて白っぽくなることで、ベストな頭皮の色は青白い色であることになります。
白い頭皮
色白の肌色に近い色の頭皮は、乾燥している状態と言えます。
頭皮は、少しカサカサの状態で白くなっています。
乾燥しやすい環境に長時間いたり、シャンプーのし過ぎか、洗浄力の強いシャンプーを使ったため、水分や皮脂が少なすぎて乾燥による変色です。
乾燥している頭皮は潤いが減少し、頭皮のバリア機能が弱っています。この状態の方は、頭皮の保湿を欠かさないようにすることが大切です。
黄色い頭皮
黄色い(オレンジっぽい)頭皮は、頭皮に詰まった皮脂が酸化して黄色くなった場合が多いです。
次のような生活をしていると、血行が悪くなったり、リンパの循環が悪くなったりします。
・不規則な生活習慣(睡眠不足・運動不足・過度なストレスなど) ・乱れた食生活(栄養バランスの偏った食事、暴飲暴食、不規則な時間での食事など) |
その結果として、毛穴に皮脂がたまりやすくなり、きちんとシャンプーをしないと、毛穴に詰まった皮脂が酸化して黄色くなり、頭皮が黄色く見えるようになります。
ピンク色の頭皮
頭皮が乾燥して皮脂や水分が不足していると、過敏になっていると、頭皮がピンク色になります。
この場合は、頭皮が白い状態が少し悪化した状態と言えます。
それ以外にもアレルギーの影響や、血行不良の場合にも頭皮はピンク色になります。
アレルギーの場合は部分的にピンク色になりやすく、乾燥や、血行不良の場合では、頭皮が全体的にピンクになりやすいです。
いずれにしても頭皮がピンクになっている状態は、頭皮のバリア機能が低下していて外部からの刺激に弱い状態にあるので、放っておくと抜け毛に発展しやすいです。
赤い頭皮
頭皮が赤い場合は、炎症を発症しているか、強い刺激のために大きなダメージを受けて赤くなっていると言えます。
頭皮が赤くなる原因としては、下記のケースがあります。
・ピンクの頭皮が悪化した場合(乾燥、血行不良など) ・紫外線を浴びたために炎症を起こしている場合や、 ・シャンプーやヘアケア剤の配合成分の刺激が強く、頭皮がダメージを受けた場合 |
頭皮が赤い状態は、頭皮が炎症を起こしている場合が多いので、頭皮が受けるダメージが大きく、炎症の期間が長くなるとひどい抜け毛にもつながりますので、早急に炎症の原因を取り除く必要があります。
シャンプーやヘアケア剤など直接頭皮につけるものは、刺激が少なく頭皮に優しいタイプのものを選ぶことが大切です。
頭皮を健康状態にするには
頭皮を健康状態にして、青味がかった乳白色の頭皮にするためには、結局は、頭皮が白や黄色やピンクや赤の色にならないような生活習慣を続けることです。
生活習慣の改善として、質の良い十分な睡眠、適度な運動、ストレスをためない 食生活の改善 栄養バランスのとれた食事、規則正しい食事時間 適切なヘアケア 頭皮にあったシャンプーで正しい洗髪 頭皮マッサージ |
頭皮の色は、毎日でも確認できることなので、頭皮の色が異常でないか確認して、異常な色の場合は早急に対策をすることで、髪の毛の正常な育毛につながります。
頭皮を異常な色のまま放っておくと、頭皮環境が悪化して髪が細くなったり、パサついたり傷んだりして、短期間で抜けやすい毛になって最終的には薄毛につながるので日頃から、頭皮の色のチェックをしましょう。