頭皮が硬くなってしまうと、抜け毛の原因と言われています。頭皮が硬くなるのには色々な原因がありますが、コラーゲンが不足しても頭皮が硬くなってしまうのです。
頭皮が硬くなれば頭皮マッサージをすれば良いということばかりではないのです。
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頭皮が硬くなるとハゲるの?
頭皮が硬くなると、血行が悪くなって血液が循環していかないので、毛根にも血液によって栄養が行き届かないので、髪の毛の栄養が不足した状態になります。
また、頭皮の新陳代謝も悪くなり、髪の毛を支える土台としての働きも出来なくなるため、抜け毛が増えて薄毛・ハゲにつながります。
頭皮が硬くなる原因
頭皮が硬くなってしまう原因は、いくつかあります。
一番の原因としては、頭皮の血行が悪くなることです。血液が循環しなくなると、各細胞や髪の毛に酸素や栄養分が行き届かなくなり、頭皮が乾燥して硬くなるのです。
そして、血行を悪くする原因のは、以下の通りです。
姿勢
眼睛疲労
運動不足
睡眠不足
食生活の乱れ
ストレス
紫外線 など
ですが、それ以外にも頭皮を固くする原因があります。それが、コラーゲン不足です。実は、頭皮とコラーゲンには密接な関係があります。
頭皮をやわらかく健康な状態にしておくには、コラーゲンは必要不可欠なものと言えます。
頭皮とコラーゲン
頭皮は、表皮・真皮・皮下組織という3つの層で構成されています。

頭皮を構成する3つの層のうち、一番厚くて土台になるのが真皮です。真皮は、ほとんど(約70%)がコラーゲンで出来ています。
コラーゲンが十分に足りていると、頭皮の真皮の部分が厚くなって、しっかりとした厚さのある土台を作り上げることが出来て柔軟性を持つようになります。
コラーゲンが不足すると真皮の厚さを保つことができなくて、薄くなってしまいます。
頭皮が薄いと硬くなりやすく、毛細血管からの血液が流れにくくなって血行が悪い状態になります。
髪の毛まで血液が届きにくくなり、血液によって栄養を受け取ることが出来ないので、抜け毛が多くなったり、髪の毛が細くなったりすることで、薄毛につながります。
コラーゲンが頭皮にとって重要な役割を果たしており、コラーゲン不足になることが薄毛・ハゲの大きな原因になると、お分かりになられると思います。
コラーゲンの働きとは
頭皮が硬くならないためにはコラーゲンを十分にとって真皮を厚くしておくことが効果的ですが、コラーゲンがたっぷりあることで他にも頭皮に良い影響を与えます。
コラーゲンの働きは次の3つになります。
・柔軟性
・弾力性
・保湿性
頭皮の真皮の部分を厚くして柔軟性・弾力性をアップすることで、頭皮が硬くなりにくくなったり、しっかりと髪の毛を支えているので、抜け落ちにくくなります。
頭皮に柔軟性・弾力性があることで、頭皮とつながる毛細血管の血液の流れも良くなり、新陳代謝も活発にしてくれます。髪の毛の成長も活発にしてくれます。
コラーゲンは、頭皮の毛乳頭や毛母細胞を刺激し活性化させることで、髪の毛の製造が活発になり、より太い髪の毛を作るようになります。
頭皮の柔らかさも重要ですが、頭皮の保湿性も頭皮を守るのに重要な働きです。コラーゲンの保湿性で頭皮を乾燥から保護して、頭皮をしっとりさせます。
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