朝起きると枕に大量の抜け毛が発生していたなんて経験はありますか?
それはもう薄毛が進行してるのかも知れません。
薄毛になる原因は1つだけではなく、色々な原因が絡み合って引き起こされるものです。
枕も薄毛に原因の1つになるなんて考えたことはありますか?
目次
体に合わない枕は、薄毛の原因となりやすい
心地よい質の高い睡眠をとるためには、枕の高さや硬さが自分に合っていて、寝ている時の姿勢が正しくなるような枕を選ぶことが重要です。
体に合わない枕は、次のような薄毛になる原因を発生させます。
・頭皮の血行不良 ・睡眠の質の低下 ・雑菌の繁殖 |
頭皮の血行不良
頭の部分は、体のパーツの中でもかなりの重さがあります。
体重の8%~13%の重さがあると言われているくらいなので、平均すると約10%程度あることになります。
体重60kgの人であれば、頭の重さは約6kgもあることになります。
そんな重たい頭を一日中支えているのが首なので、睡眠中くらいは首に頭の重さの負担をかけないようにしたいのですが、枕の高さが合っていないと、逆にさらに首や肩の周辺に負担をかけてしまいます。
首や肩の周辺の筋肉が圧迫されて、血液の流れが悪くなると、血行不良が起きます。
頭皮に向けての血液は、首からの血管を通って流れてくるのですが、首の周辺の血流が悪いと、頭皮に血液が届きにくくなり、髪の毛に必要な栄養が行き渡らないため薄毛の原因となってしまいます。
睡眠の質の低下
枕の高さが自分のに合わないで、高かったり低かったりすると、寝ているときの姿勢が崩れてしまい睡眠の質の低下させることにつながります。
特に枕が高すぎる場合には、気道を圧迫して狭まってしまうため鼻呼吸がしにくくなってしまいます。
その結果、口呼吸になることで呼吸が浅くなり、睡眠の質が低下してしまうのです。
また、枕の高さが合わないために寝相が悪くなって、横向きやうつぶせで眠ると鼻腔(鼻の穴の内側の空間)の血管がうっ血して鼻がふさがるため、自然と口で呼吸してしまい、口呼吸になります。
髪の毛が健やかに成長するには、質の良い睡眠が必要です。
というのも髪の毛の成長は夜に寝ている間に、髪の毛の原料であるタンパク質の合成を活発にする成長ホルモンが分泌されることで、行われます。
しかし、睡眠不足や質の悪い睡眠、不規則な時間での睡眠などは、成長ホルモンの分泌を少なくしてしまうので、髪の成長が悪くなります。
睡眠の質の低下が、薄毛の原因となってしまいます。
雑菌の繁殖
枕の高さも重要ですが、素材などにも注意が必要になります。
通気性が悪い素材の枕を使用していると、頭皮から出る汗や皮脂などでベタつきやすくなり、頭皮に雑菌が繁殖する場合があります。
また、寝ている間に汗をかくと枕カバーにも雑菌が繁殖する可能性が高いです。
枕カバーで繁殖した雑菌も、こまめに枕カバーを取り替えないと、頭皮に汚れや雑菌がついてしまうようになります。
頭皮に汚れや雑菌が増えてしまうと、頭皮の環境が悪化して乾燥したり、炎症を起こしたり、皮脂でベトベトしたり、フケが出やすくなったりします。
このように頭皮環境が悪くなると、髪の毛の成長にも悪影響を与え、結果的に薄毛になりやすくなります。
自分に合う枕と、もう一つ大事なこと
枕が合わないことによって、薄毛の原因になることはお分かりいただいたと思います。
枕が合わないことだけで薄毛になる訳ではなくて、その他の色々な原因が関わり合って薄毛になるのです。
自分に合う枕が見つかって、質の良い睡眠がとれるようになっても、寝る時に、頭皮がしっかりと育毛の出来る環境にヘアケアされていないと、育毛の効果は期待できません。
頭皮環境を整えるためのシャンプーの仕方が間違っている人が、多くいます。
枕が合っているかどうかよりも、もっと薄毛になる影響の強い原因になります。
今一度、あなたのシャンプーの仕方が、薄毛になる原因になるように間違っていないか確認してみることをオススメします。