ラーメンばかりを食べ過ぎると、ハゲになる可能性が高くなります。
ラーメンには、薄毛にする原因がいくつかあるのです。
目次
ラーメンがハゲにする原因
どんな食べ物を食べたかによって、髪の毛の成長に大きく影響します。
頻繁によく食べるものであれば、あるほどその影響も大きくなって行くのです。
特に次の3つの成分量が多く含まれることで、薄毛の大きな原因となっています。
・塩分 ・脂分(脂質) ・糖分(糖質) |
塩分
ラーメン・カップ麺などには、相当に多くの塩分が含まれていて、1杯食べきるとその塩分量は5g~9gもあるものもあります。
世界保健機関(WHO)では、世界中の人の食塩摂取目標を1日5gで、日本高血圧学会減塩委員会としては、高血圧予防のために、1日6g未満という制限を勧めています。
高血圧予防を予防する塩分量を、1杯のラーメンで超えてしまうのです。
塩分の摂り過ぎは、髪の毛の成長に悪影響を与えてしまいます。
塩分は、塩化ナトリウムと呼ばれる物質で、ラーメンで大量のナトリウムが体内に入ると、それを薄めるために、喉が乾いて水を多く飲みます。
血管内にナトリウムが過剰に入っていると、それを薄めるために水分が血管内に入り込むようになります。
浸透圧の原理も働いて、血管内の血液に多くの水分量が加わって、血液の量が多くなった状態になります。
心臓は増えて多くなった血液を送り出すために大きな負担がかかり、結果的に高血圧となる訳です。
高血圧になると血行が悪くなるため、心臓から離れた毛細血管まで十分な血液を送ることが出来ません。
髪の毛の栄養分を送るのも心臓から離れた頭皮につながる毛細血管からであり、しっかりと血液が流れないことで、髪の毛まで栄養分がしっかりと行き渡らなくなります。
栄養が行き届かない髪の毛は成長が悪くなり、抜け毛が増えて薄毛になる可能性が高くなります。
脂分(脂質)
ラーメンには、かなり多めの脂分が含まれているこってり系のものがあります。
あっさりとしたラーメンでは、脂質が10g程度のものから、豚骨こってり系のラーメンなどは、60g~90g程も脂質があるものもあります。
脂分が多いものを食べると、頭皮から皮脂も多く分泌されるようになります。
皮脂が過剰に分泌されると毛穴を塞いで髪の毛の成長を悪くしたり、皮脂を餌として繁殖する雑菌により、頭皮が炎症を起こすことで抜け毛が増えて、薄毛になりやすくなります。
糖分(糖質)
ラーメンの麺は、炭水化物なので糖質と食物繊維で出来ています。
糖質というと分かりにくいかもしれませんが、デンプンのことです。
デンプンは、ラーメンに限らず、ご飯やパン、麺類にも多く含まれる栄養分です。
ラーメンには、糖質が50g~80g程度は含まれているので、かなり多めです。
糖質は、食べた後に消化される時に、ビタミンBを多く消費します。
ビタミンBは、皮脂の分泌を調整してくれるので、過剰に分泌されないように制御する働きがあります。
糖質を摂り過ぎると、ビタミンBが多く消費されて、皮脂の過剰分泌を制御できません。
頭皮に皮脂が多く分泌されるようになると、脂分を多く摂るのと同じように薄毛になりやすくなります。
ラーメンを食べ過ぎないように
ラーメンを食べるとハゲるということではありません。
ラーメンは、塩分・脂分・糖分を多く摂りやすい食事になります。
食べ過ぎなければ問題はありませんが、ラーメンの魅力に負けて、食べる回数が多くなることはよくあることです。
ラーメンをいくら食べようが、髪の毛の成長に関係ない人もいますが、こってりしたラーメンは、確実に髪の毛の成長を妨げます。
薄毛が気になるようであれば、ラーメンを少し制限してみてはいかがでしょうか?
ポイントは、以下の通りです。
・出来るだけ、あっさり目のラーメンにする ・スープは、残すようにする ・食べる回数を減らす |
ラーメンを我慢しても、抜け毛が増えるようであれば、育毛剤を使ってみてはいかがでしょうか。