青魚(イワシ)のdha・epaを食べることで、抜け毛・ハゲ・薄毛の予防や改善になるって知っていましたか?
青魚には血液サラサラ成分が含まれているので、頭皮の血流を良くする意味でも効果がありそうですね。イワシには、たくさんの育毛効果成分が入っているようです。
目次
青魚(イワシ)の育毛効果とは?
イワシには髪の毛の成長や育毛に必要とされる成分がたくさん入っています。
血液をサラサラにして血行を良くするオメガ3系脂肪酸(DHA、EPA)、血管を拡張して血行を良くするコエンザイム、髪の毛の主成分の元になるメチオニン、抜け毛の原因となる悪玉の男性ホルモンを発生しにくくする亜鉛など、育毛効果成分がたくさん入っています。
・オメガ3系脂肪酸(DHA、EPA)
・コエンザイム10
・メチオニン
・亜鉛
オメガ3系脂肪酸(DHA、EPA)
青魚のメインの成分と言ったら血液サラサラ成分のDHAとEPAになります。DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、多価不飽和脂肪酸の中のオメガ3系脂肪酸に該当します。
DHA・EPAは体内で合成できないため、食事から摂取しなければなりません。DHA・EPAは、血管の柔軟性を高めたり、血液中のコレステロールや中性脂肪の量を減らして、血液がスムーズに流れるようにする血液サラサラ成分になります。
頭皮につながる毛細血管は、心臓から離れた末端部分であり、とても細い毛細血管なので、少しでも血液の流れが悪くなると届きにくい場所です。
髪の毛の栄養分は、毛細血管から運ばれる血液によって酸素や栄養を受け取ることができるので、血行が悪くなると髪の毛の成長に大きく影響します。頭皮の血行を良くすることは、髪の毛の成長・育毛にとても重要です。
コエンザイム10
コエンザイム10には、血管を拡張して血液の流れを良くする働きがあります。
また、抗酸化作用(身体の老化を防ぐ)効果があり、血管や肌を老化させないで若々しく保つアンチエイジング効果があるので、頭皮を健康に保ち、髪の毛の成長・育毛に役立ちます。
メチオニン
髪の毛の主成分はケラチンというタンパク質ですが、このケラチンはシステインという物質によって合成されています。そのシステインの原料になるのが、メチオニンと呼ばれるアミノ酸の一種の物質になります。
メチオニンは、髪の毛を成長させるのに必要な成分であり、メチオニンが体内で不足してしまうと、髪の毛の成長に悪影響を及ぼして抜け毛や薄毛の原因なるようです。
亜鉛
髪の毛の成長を止めてしまうのが、悪玉の男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)です。ジヒドロテストステロンは、髪の毛を作り出す毛根の毛母細胞に髪の毛の成長をやめるように指示をださせる悪者です。
ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンのテストステロン(TS)と5αリダクターゼという酵素が結びついて作られるのですが、亜鉛は、5αリダクターゼの活動を抑える働きがあります。
そのため、5αリダクターゼとテストステロン(TS)が結びつきにくくなるので、ジヒドロテストステロンが発生しにくくなり、抜け毛が減ります。
どんなにタンパク質を摂っても、亜鉛がなければ、髪の毛は成長しないとまで言われるくらいに、亜鉛は大切なミネラルの1種でもあります。
しかも、亜鉛は髪の毛の99%を占めるケラチン タンパク質を作るのが得意で、アミノ酸からケラチン タンパク質に合成する働きがあるので、髪の毛を作って成長させます。
また、亜鉛は、毛根の中の毛母細胞の細胞分裂を活性化させる栄養素として働くので、髪の毛をしっかりと育毛して成長させてくれます。
まとめ
青魚(イワシ)を日頃から食べているとハゲになりにくいというのには、根拠があります。漁師の方には、薄毛・ハゲが少ないという事実です。
漁師は、かなり危険な仕事でもあり、頭皮や髪の毛に有害な紫外線を誰よりも多く浴びるような仕事をしています。
紫外線への抵抗力がとてつもなく強くなっていることもあるのでしょうが、漁師が日頃からたくさん食べる食材、イワシなどの青魚が髪の毛の成長・育毛にとても良いからだということになります。