洗浄力の強い市販のシャンプーで、しっかり髪の毛が洗えて満足していませんか?
洗浄力が強すぎるシャンプーは、頭皮から必要な皮脂を根こそぎ落としてしまい、頭皮を保護する皮脂膜を作れなくしてしまっているかも知れません。
頭皮にも髪の毛にもダメージを与えて、抜け毛を増やすことになっていることに気づいていますか?
目次
洗浄力の強い市販のシャンプーで頭皮の皮脂膜を壊していませんか?
市販のシャンプーは洗浄力が強いので、夜もしっかり洗って、朝もまたしっかり洗って、みたいなことをしていると頭皮や髪の毛が傷んでしまうって知っていましたか?
シャンプーで毎日、洗い流しているのが皮脂ですが、皮脂を落としすぎてしまうと頭皮を守る皮脂膜が作られなくなってしまいます。
私は若い頃から市販のシャンプーで夜と朝に、それぞれシャンプーで2度洗いをしていました。
長年続けていると、髪の毛や頭皮も弱くなってしまい、皮脂が不足することでの髪の毛への悪影響が出始め、抜け毛が増えて少しずつ頭皮が見えるようになってきました。
シャンプーの洗浄力が私の頭皮には強すぎるようになったのです。
シャンプーの見直しをする時期になったようです。
ちなみに、皮脂膜がなくなることで次のような事が起きて、抜け毛が増えてしまっているのです。
・頭皮の乾燥 ・頭皮に雑菌の繁殖 ・直接、外部の刺激にさらされる |
頭皮の乾燥
頭皮の表面の保湿膜の役割をしている皮脂膜がなくなると、頭皮から水分が蒸発して頭皮は乾燥してしまいます。
頭皮が乾燥していると髪の毛の成長につながる毛母細胞もうまく働かないため、髪の毛の成長が止まり抜け毛が増えてしまいます。
頭皮に雑菌の繁殖
頭皮の表面にはたくさんの常在菌(良い菌)がすみ着いていて、その常在菌の働きにより、皮脂膜は弱酸性に保たれています。
頭皮をおおう弱酸性の皮脂膜があるおかげで、頭皮に良い菌が増えて、頭皮にダメージを与える雑菌の侵入や繁殖を防いでくれます。
頭皮に雑菌が繁殖すると炎症を起こして、かゆみが出たり、赤い発疹や膿をもった吹き出物になったりして、髪の毛の成長に悪影響を与え、抜け毛を増やします。
直接、外部の刺激にさらされる
皮脂膜は、頭皮をホコリや紫外線などから保護する働きがあります。
皮脂膜が頭皮をおおってくれているおかげで、直接頭皮にホコリや汚れが付着したり、紫外線が当たるのを緩和してくれます。
紫外線を直接頭に大量に浴びると、紫外線から頭皮の細胞を守るために大量の活性酸素を出します。
適度な量の活性酸素であれば、頭皮を守るように働くのですが、増え過ぎてしまうと反対に頭皮を老化させて硬くして頭皮環境を悪化させます。
さらに髪の毛を作り出す毛母細胞を老化させたりもするので、髪の毛の成長に悪影響を与えます。
頭皮だけでなく髪の毛にもダメージを与えます。
髪の毛は、タンパク質(ケラチン)から作らているので、大量の紫外線を浴びるとタンパク質が破壊されて、髪の毛のタンパク質の量が減り、髪質が細くなってしまいます。
タンパク質が少なくなった髪の毛は、パサついてしまって抜けやすくなります。
シャンプーが抜け毛の原因を作っていると知らない
毎日、シャンプーで髪の毛や頭皮をキレイに保っていると思っていると、そのシャンプーが抜け毛を増やしているかも知れないことに気が付きません。
洗浄力の強い市販のシャンプーは、若くて髪の毛も頭皮もバリバリに元気な時であれば、そんなに問題にならないのかも知れませんが、年をとってくると、大きなダメージとなっているのです。
市販のシャンプーをアミノ酸系のシャンプーのスカルプシャンプーに替えてみるだけでも、頭皮や髪の毛が元気になって、抜け毛も減ってくるはずです。
抜け毛が増えたり、髪の毛が細くなったと感じているなら、アミノ酸系シャンプーを試してみる価値はあると思います。
私もシャンプーを替えたくらいで何が変わるのと思っていたのですが、2ヶ月、3ヶ月と使ううちに髪質が元気になって驚きました。
いかに市販のシャンプーが髪の毛や頭皮に悪い影響を与えていたかを知ることが出来ました。