薄毛が気になってくると、放っておくとすぐにどんどん進行していきます。
何らかの対応が必要となってきます。
できれば周囲にバレないようにしたいものです。
目次
周りにバレないで育毛剤を使うには! ニオイでバレるの?
では、どうやって周囲にばれてしまうのでしょうか?
それは、臭い・ニオイ・匂いです。
どういった原因で匂ってしまうのでしょうか?
育毛剤に含まれる成分のニオイ
低価格の育毛剤や、医薬品に分類される発毛剤・育毛剤(リアップ、サクセス、カロヤンなど)には、ニオイのキツイ薬用成分が含まれていることが多いです。
医薬品と違って医薬部外品の育毛剤は、天然成分や無添加・無香料で作られている商品が多いので、ほとんどニオイのしない育毛剤になっています。
では、ニオイを強くしてしまう成分とはアルコール(エタノール)で、アルコールを多く含む育毛剤は、匂いがキツイことになります。
アルコールは何のために入っているかと言うと、一番の目的は配合成分が腐らないために殺菌するためです。
また、含まれる天然抽出成分を溶かす働きを使って分離を防いだり、混ざりやすくすることで、より育毛剤内に安定化して定着させる目的があります。
ほとんどの医薬部外品の育毛剤には、アルコールの働きが必要なため微量でも入っています。
なので、できるだけ天然成分や無添加・無香料で作られていて、アルコール成分の少ない育毛剤を選ぶことです。
そして、1日の使用量を守って使うことです。
保存状態が悪い
医薬部外品の育毛剤は、基本的に未開封での使用期限は3年で、開封後の使用期限は、非常短くなるものが多いです。
特に成分のほとんどが天然成分のものは、開封後は1ヶ月~3ヶ月くらいで使い切る必要があり、長くなると育毛剤が傷んで嫌なニオイを放つようになります。
保存状態も高温・多湿な場所で最悪な場合は、すぐに育毛剤が劣化してしまい、嫌なニオイを放つことが多くなります。
劣化した育毛剤を使うと、正常な状態では無臭であったものも、くさいニオイを発するようになります。
頭皮の環境が悪化
使用している育毛剤が匂いの少ないもので適量の使用であり、保存状態も良く使用期限内であるにもかかわらず、頭皮の匂いがキツイ場合は、頭皮環境が悪化して雑菌が繁殖している可能性が高いです。
過剰な皮脂が分泌しているとそれが雑菌のエサになって、一気に増えてしまいます。
汗の乳酸をエサとするブドウ球菌の出すジアセチルと一緒になって、ミドル脂臭という悪臭を発生させる。
【 ミドル脂臭 】とは 皮脂臭とジアセチルが混ざり、頭部・頭頂部・うなじを中心に発生。使い古した油のようなニオイが特徴。
『皮脂臭(中鎖脂肪酸)』・・・常在細菌が皮脂をエサとして代謝分解し、中鎖脂肪酸を排出する。
『ジアセチル』・・・常在細菌(ブドウ球菌)が、エクリン汗腺から出る汗の中の乳酸をエサとして代謝・分解し増殖し、ジアセチルという不快なニオイ成分を排出する。
皮脂臭 + ジアセチル で不快なミドル脂臭を発生させます。(ピークは、30代半ば~50代半ば) |
シャンプーが合わなかったり、シャンプーの仕方が悪いために頭皮の環境が悪化している可能性が高いです。
頭皮環境が悪い状態で育毛剤を使っても、十分な効果を得ることはできません。
頭皮環境が悪化して、すでに頭皮から臭い匂いが発生しているところに育毛剤を使うと、育毛剤が無臭に近くても混ざることで、余計に異臭を放つ可能性が高くなります。
シャンプー自体の見直し、シャンプーの正しい仕方で、頭皮環境を整えてから育毛剤を使うことがベストだと思います。
どんな育毛剤だと、使っていることがバレないの?
医薬部外品の育毛剤で、無添加、無香料のもので、天然成分を使用していてアルコール不使用もしくは、アルコールの量が少ない育毛剤を選べば、ほぼ育毛剤を使用しているとバレないです。
シャンプーやリンス、コンディショナーの匂いがするくらいで済むはずです。
私が使っているのは、チャップアップという一番売れている育毛剤は、頭に付けて乾いてしまえば、ほとんど育毛剤自体の匂いがありません。
育毛剤は、おじさんの整髪料の匂いと思い浮かぶ人には、全く違うものになっているということを知って欲しいです。