髪 短い 抜けにくい
髪が短いと抜けにくい、髪が長いと抜けやすいというのは本当でしょうか?
髪を長くロン毛にしていると髪の毛が抜けやすくなる理由としては、以下の3つが挙げられます。
・頭皮(毛根)に余計な負担がかかる ・頭皮を清潔に保ちにくい ・頭皮が蒸れやすい |
目次
頭皮(毛根)に余計な負担がかかる
髪の毛が長くなれば長くなるほど、髪の毛も重くなるので、毛根にかかる負担が大きくなります。
髪の毛が長いと、髪の毛同士が絡まりやすくなることからも毛根に余計な負担がかかってしまいます。
髪の毛が乾いている普段の状態でも、負担が大きくなっていますが、髪の毛を洗ったり乾かしたりする時にも、長い髪の毛は毛根や頭皮にも負担が大きくなります。
特にシャンプー時には、髪の毛は水に濡れているので、乾いているときに比べて非常に重くなっているし、洗っている時には、髪の毛と髪の毛の摩擦も大きくなり、毛根に負担がかかります。
頭皮を清潔に保ちにくい
髪の毛が長くなるとシャンプーする時に注意が必要になります。
髪が短い時と違って使うシャンプーの量も多くなります。
髪の毛が長いとその分、シャンプーを洗い流すのに使う水の量であったり、すすぎをする時間も長くなります。
そのことをきちんと考慮して、シャンプーやリンス、コンディショナーなどをしっかりと頭皮から洗い流すことが必要になります。
しかし、ザット流して終わってしまうと、シャンプーなどのすすぎ残しが発生して、頭皮に残ったシャンプー剤により頭皮環境を悪化させてしまいます。
髪の毛が長いと短髪に比べて、どうしてもシャンプーなどのすすぎ残しが発生する可能性が高くなってしまう訳です。
シャンプーが頭皮に残ってしまうと、シャンプーなどのカスが頭皮の毛穴を詰まらせたり、頭皮にシャンプーの成分が浸透して刺激を与えたりして、頭皮に炎症やかゆみ、痛み、フケなどを発症させます。
頭皮が炎症を起こすと、毛根がダメージを受けることで成長しきっていない髪の毛の抜け毛が増えることになります。
頭皮が蒸れやすい
髪の毛が長くなると頭皮を覆う髪の毛の量が増えるので、どうしても頭皮の通気性が悪くなります。
頭皮に汗もかきやすくなるので、頭皮が蒸れるようになります。
頭皮に多くの汗が残ってしまうと、頭皮の表面が弱酸性からアルカリ性になって、細菌が繁殖しやすい環境になって、炎症を起こしてかゆみや匂いの原因になってしまいます。
蒸れることによって細菌が繁殖して、かゆみや匂いの原因になるのです。
頭皮の皮脂が酸化することによって老化も進むといわれています。この状態を放っておくと薄毛や抜け毛の原因になるので要注意です。
ところが、汗の量が多くなると、弱酸性だった頭皮の表面がアルカリ性に偏り、細菌が増殖しやすくなってしまい、炎症やかゆみ、臭いの原因にもなります。
頭皮の炎症は、頭皮環境を悪化させ髪の毛の成長に影響を与え、抜け毛も増やしてしまうので薄毛・ハゲの原因になります。
抜け毛が気になるなら短髪がオススメ
抜け毛が増えたと気になるなら、髪の毛を長く伸ばさないで短髪にする方が頭皮や毛根へのダメージが少なくなるので、抜け毛を減らすことが出来ます。
歳をとれば取るほど毛根も弱くなってくるので、長髪・ロン毛にしていると抜け毛が増えてくるのは当然です。
状態の良い頭皮環境を保つには、サッパリとした短髪にして頭皮や髪の毛に優しいタイプのアミノ酸系シャンプーに替えると良いです。