育毛剤を使うのに、ドライヤーする前か後ろかで悩む方が多いようです。
どのタイミングで育毛剤を使うのが良いのでしょうか?
目次
結論は、ドライヤーの後です。
育毛剤は、洗髪してドライヤーで髪の毛を十分に乾かしてから頭皮に吹きかけて塗ってください。
濡れた髪の毛のままで、育毛剤を使うことがダメな理由は、
① 髪の毛や頭皮が濡れていると、育毛剤の成分が薄まってしまって、しっかりと頭皮に浸透させることが出来ないので、効果が半減してしまいます。
② 濡れたままの頭皮を放置すると、雑菌が繁殖して、抜け毛の原因を引き起こす可能性が高くなる。 |
などです。
育毛剤を塗るのにベストな頭皮の状態は?
育毛剤をもっとも効果的に使うために、育毛剤を塗るのにベストな頭皮の状態を挙げると、以下の3点になります。
・シャンプーで洗髪してキレイに洗われた清潔な頭皮であること ・髪の毛や頭皮が十分に乾かしてあること ・ドライヤーからの熱風で温まった髪の毛や頭皮の温度が、平常時に下がっていること |
つまり、頭皮や髪の毛がキレイになって乾かされていて、熱をもっていない状態であると、育毛剤を頭皮に浸透させやすく、育毛剤の効果をしっかりと塗り込むことが出来るのです。
以上の状態にするためにどうするのか?
正しい育毛剤とドライヤーの順番をチェック
シャンプー後から、育毛剤を塗るまでの流れを、最適な状態に頭皮がなるように手順を確認してみましょう。
→ 抜け毛を少なくする正しいシャンプの仕方は、こちらを確認してください。
① タオルドライ
シャンプーで髪の毛を洗い終わったら、最初にすることはタオルドライ(タオルで拭くこと)です。
濡れた髪のまま長時間放置することは、雑菌を繁殖させたり、髪の毛や頭皮を傷めることにつながります。
この後のドライヤーの時間を短くするためにも、すぐに乾いたタオルで髪の毛の水気をしっかりと吸収して取り除きます。
タオルの使い方ですが、タオルで髪の毛をコスるようにしては、ダメです。
頭の上から押さえるようにしたり、髪の毛をタオルで挟んで、軽く叩くようにして水分を抜きます。
頭皮、髪の毛を傷めないように、優しく水分を拭き取りましょう。
② ドライヤー(温風)
続いて温風のドライヤーを使って、次の点に注意して髪の毛を乾かしていきます。
【 頭皮から乾かす 】
頭皮に直接ドライヤーの風が当たるように、髪の毛をかき分けて頭皮を出します。
頭皮とドライヤーの距離は20cm以上を保って、頭皮に直接当てますが、一箇所に集中しないように揺らしながら、まんべんなく、全体的に乾かしていきます。
【 髪の毛は、根本から毛先に 】
髪の毛のキューティクルは、根本から毛先に向かってウロコ状に毛の表面を覆っています。
その方向に逆らってキューティクルを傷つけないように、根本から毛先に向かって沿うように、ドライヤーとの距離を20cm以上を保って風を当てて乾かします。
ドライヤーの温風だけで完全に乾くまで当てないことです。
だいたい8割程度、乾いたという感じで、温風のドライヤーは終了です。
③ ドライヤー(冷風)
仕上げには、冷風のドライヤーを使います。
温風だけですべて乾かそうとすると、頭皮が乾燥し過ぎるので、仕上げの最後は、冷風のドライヤーにします。
冷風にすることで頭皮が乾燥し過ぎないので、毛穴が閉じて育毛剤が浸透しにくくなるのを防ぐことが出来ます。
また、冷風で乾かすこと、頭皮や髪の毛の熱を取り除き冷やしてくれるので、育毛剤の成分の蒸発を防止出来ます。
これで育毛剤を塗るためのベストな頭皮状態を作ることができました。
育毛剤の使用
いよいよ育毛剤の出番です。
髪の毛や頭皮が湿っていないか、ほてって熱くなっていないかを確認後、育毛剤を少しずつ頭皮全体に塗ってください。
しっかりと頭皮に染み込むように塗ってください。
育毛剤を塗った後には
育毛剤を塗った後には、1~2分程度のマッサージを行うと、育毛剤もより効果的になります。
育毛剤をなじませ、頭頂部と側頭部を重点的に指先に力を入れて頭皮を押し揉むようなイメージで頭皮をマッサージしてください。
育毛剤を付けると、髪の毛や頭皮が濡れた状態になる場合があると思います。
自然乾燥させるだけの時間がある場合は、自然に乾燥するまで放っておくのが望ましいです。
すぐに整髪して出かける場合や、すぐに寝る場合は、髪の毛が濡れたままではいけないので、冷風のドライヤーを使って、頭皮ではなく髪の毛を乾かすようにしてください。
せっかく塗った育毛剤が、温風のドライヤーだと蒸発しやすく、育毛剤の効果が半減してしまいます。
育毛剤は、頭皮に優しいものを選ぶこと
育毛剤を塗るために、頭皮をベストな状態にもってくるようにする方法を確認しましたが、頭皮は非常にデリケートなんです。
できるだけ刺激が少なく、頭皮に優しい育毛剤を選んで使ってください。
使い始めは頭皮が大丈夫でも、育毛剤を長く使ううちに頭皮が敏感肌になってきます。
私もそうでしたが、最初から刺激の少ない育毛剤にすることは、とても重要なポイントです!