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薄毛コラム PR

髪の毛を作り出す毛母細胞は、そう簡単には死滅しない!

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薄毛になると毛根が死んだとか、毛母細胞が死滅したとか言いますが、この表現は間違いです。

 

髪の毛を作り出す毛母細胞は、そう簡単には死滅しないのです。

 

あなたの薄毛は、毛母細胞の活動が休止しているだけかも知れませんよ!

 

目次

髪の毛が成長するのは、毛母細胞が分裂するから

髪の毛が新しく生え始めて、どんどん太く長く成長していくのは、毛母細胞が細胞分裂をして髪の毛を作っていくからです。

 

育毛には毛母細胞の働きがとても重要です。

 

毛母細胞の寿命は、一体どれくらいあるものなのでしょうか?

 

毛が抜けていった時には、毛母細胞はどうなるの? 復活するの?

 

ちょっと毛母細胞が気になりませんか。

 

抜け毛になっても、毛母細胞は頭皮の毛穴に残る

毛母細胞の寿命を知る前に、抜け毛になった時に毛母細胞は、抜け毛と一緒に落ちてしまわないか心配ではありませんか。

 

頭皮と髪の毛の関係について説明しておきます。

 

頭皮の毛穴の奥に、毛乳頭、毛母細胞、毛根鞘というものがあって髪の毛が生えています。

【 毛乳頭 】・・・髪の毛の発毛、成長を指令する

【 毛母細胞 】・・・細胞分裂をして髪の毛を作り出す

【 毛根鞘(もうこんしょう) 】・・・頭皮と髪の毛をくっつける接着剤

 

・ 毛乳頭

毛乳頭は、毛母細胞に髪の毛を成長させたり、成長を止めて抜け毛したり、毛母細胞に対して司令を出す役割をしています。

 

・毛母細胞

毛母細胞は、毛乳頭からの司令に従い、毛細血管から栄養を受け取り、細胞分裂を繰り返して、その後、角質化します。 毛母細胞が角質化(タンパク質が硬くなること)して出来たのが髪の毛です。

 

・毛根鞘(もうこんしょう)

毛根鞘(もうこんしょう)とは、髪の毛の毛根を包み込む鞘(さや)の役割を果たすものであり、髪の毛の毛根と皮膚(頭皮)を結びつける役割をしています。

 

髪の毛が抜けて落ちてしまっても、次の毛を発毛させて育てるための毛乳頭と毛母細胞は、頭皮の毛穴の奥に残る訳です。

 

毛根鞘は抜けた毛にくっついて、とれてしまっても、毛穴に毛乳頭と毛母細胞が残っていれば、また同じ毛穴から新しい髪の毛が生えてきます。

 

毛母細胞の寿命は?

毛母細胞は40回~50回程度は、繰り返して分裂することが可能なので、新しい髪の毛を同じ毛穴から生み出すことになります。

 

正常なヘアサイクルであれば、1度生え始めた髪の毛は2年~6年ほど、生え続けているので、最低でも40回 ✕ 2年 = 80年は寿命があることになります。

 

毛母細胞は、そんなに簡単には死滅することはありません。

 

しかし、若くして薄毛になる人もたくさんいるのは、毛母細胞が死滅はしていないけれど、休止して細胞分裂を起こさなくなってしまっているからです。

 

毛母細胞の死滅というよりは、休止してしまっている可能性が高いので、薄毛を改善するには毛母細胞が再び活動するように休止する原因を取り除く必要があります。

 

毛母細胞が休止する原因

毛母細胞の活動は、毛乳頭の司令によって活発になったり休止してしまったりします。

 

また、毛乳頭が発毛するように司令を出しても、毛母細胞に栄養分が届かなければ、髪の毛を成長させることが出来ません。

 

つまり、毛母細胞が休止状態になる原因としては、

・毛乳頭が発毛休止の指示を出す(男性ホルモンの影響)

・栄養分が毛母細胞まで届かない

の場合が考えられます。

 

毛乳頭が発毛休止の指示を出す

毛乳頭が毛母細胞に活動の休止の指示を出すようになるのに、男性型脱毛症(AGA)の原因でもある悪玉の男性ホルモンの影響があります。

 

その悪玉の男性ホルモンは、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれますが、増えすぎると毛乳頭を刺激して、毛母細胞への発毛指示を止めるので、髪の毛は成長しなくなってしまいます。

 

誰しもが持っている毛髪を濃くしたり、太い骨格や筋肉などを作るための男性ホルモンであるTS(テストステロン)が、頭皮の毛乳頭にある5αリダクターゼと呼ばれる酵素と結びついて、ジヒドロテストステロン(DHT)が作られます。

 

ジヒドロテストステロン(DHT)を作らないようにすることで、毛乳頭が再び発毛の司令を毛母細胞にするようになり、新しい髪の毛が生えるようになります。

→ ジヒドロテストステロン(DHT)を作らないようにするには、こちらを参照してください。

 

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栄養分が毛母細胞まで届かない

毛母細胞が細胞分裂して髪の毛を作ろうと活動するのに、栄養素が頭皮まで届いていないと活動することが出来ません。

 

毛母細胞まで栄養分が届かないで栄養不足となる理由としては、

・髪を成長させるための栄養素が不足している

・頭皮の血行が悪くて毛母細胞まで栄養が届かない

の2つが考えられます。

 

【 髪を成長させるための栄養素が不足している 】

私達は、食事によって栄養を摂り入れることで、体の色々な部分を作っています。

 

髪の毛を成長させるには、髪の毛を作るための栄養素が必要になります。

 

これらの栄養素を十分に摂らないで栄養不足となると、髪の毛まで栄養が行き届かなくなります。

 

髪の毛を成長させるのに必要な養素が、以下の通りです。

【 タンパク質 】・・・髪の毛の元(主成分)となる

【 亜鉛 】・・・タンパク質から髪を作るのをサポート

【 ビタミンB群 】・・・頭皮の新陳代謝を促進、髪の成長を活発に

【 ビタミンA、C、E 】・・・血行を良くして頭皮の健康を保つ

→ 頭皮や髪の毛の栄養素となる食べ物は?

 

【 頭皮の血行が悪くて毛母細胞まで栄養が届かない 】

せっかく髪の毛の栄養素を摂ったとしても、その栄養が毛母細胞まで届かないと意味がありません。

 

食事として食べた栄養素は、血液を通じて毛母細胞まで届きます。

 

毛母細胞につながる毛細血管の血行が良くなければ、栄養分を届けることが出来ません。

 

それには、頭皮の血行を良くしておく必要があるのですが、日常の生活習慣で血行を悪くしてしまうものが多くあります。

 

頭皮を血行不良にしてしまう生活習慣の主な9つが以下の通りです。

姿勢
眼睛疲労
運動不足
睡眠不足
食生活の乱れ
ストレス
紫外線
アルコール(お酒)
タバコ

これらの生活習慣を改善することが必要です。

→ 薄毛対策のためにも生活習慣を改善して抜け毛を減らそう!

 

 

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