薄毛対策をするのに比較的、育毛剤は安全というイメージがあるのですが、育毛剤を使うリスクは、どんなものがあるか知っていますか？
薄毛の予防や薄毛の初期段階では、育毛剤を使うことは非常に有効な手段だと思います。
育毛剤を使う前に、育毛剤のリスクを十分理解しておく必要があります。
目次
育毛剤のリスクとは？
育毛剤を使ってみようかと思ったら、育毛剤の代表的な3つのリスクを理解しておくことが必要です。
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・効果をすぐに感じられない ・副作用が出る可能性もある ・初期脱毛になる場合がある |
それぞれの項目について、解説していきます。
効果をすぐに感じられない
育毛剤は、医薬部外品に指定されているので、薬として売り出されている医薬品と比べると、成分も天然成分のものが多かったり、配合する量も制限されるので、効果としては徐々に現れるものがほとんどです。
基本的に即効性は期待できません。最低でも半年は使ってみないと効果のある無しの判断は出来ません。
育毛剤は、長期的に髪の毛を育てることを主な役割としているので、生えている髪の毛を成長させることには強いのですが、新たに髪の毛を発毛させることは、あまり強くありません。
薄毛になる予防として使うとか、少し、薄毛が気になりだしたなど、比較的に薄毛になる初期段階で使うのが効果を実感できる確率があがります。
かなり薄毛が進行してしまっている場合には、育毛剤での効果はあまり期待できないです。
薄毛が進行している段階では、早急な対応が必要ですので、育毛剤を使って長期的に取り組むのでは手遅れになってしまうので、副作用を覚悟して医薬品を使う必要が出てきます。
育毛剤を使って対応する場合には、長期的な対応であることを理解して、薄毛の初期段階であれば、対応を検討するのが良いかと思います。
副作用が出ることもある
育毛剤は、薬（医薬品）ではないので、副作用というのは比較的少ないとされています。
医薬品であれば、効果も早く高いものもありますが、それだけ強い薬を使うと強い副作用を引き起こす可能性が高くなります。
医薬品であっても飲むタイプ（内服薬）のものと、育毛剤と同じように頭皮に塗るタイプ（外用薬）のものでは、副作用の影響が大きく違います。
飲むタイプ（内服薬）のものは、成分が血液にまで入って全身を巡るので、副作用の影響範囲は全身に及んでしまいます。
頭皮に塗るタイプ（外用薬）のものであれば、成分が直接血液に入り込み、身体全体に回って影響を及ぼすことはないので、飲むタイプに比べると副作用は少ないと言えます。
頭皮は比較的敏感な部分でもあるので、医薬部外品で天然成分を多く使っている育毛剤であっても、刺激の少ない頭皮に優しい育毛剤を使うことをオススメします。
副作用として一番多いのが、頭皮のかゆみ、かぶれ、フケで、副作用の80%以上を占めます。
私の場合も、育毛剤を使って副作用だと感じたのは、育毛剤を使い始めた頃に、少し刺激の強い育毛剤を使った時に、最初は効果を感じれたのですが、頭皮が刺激によって敏感肌になってしまったことです。
初期脱毛になる場合がある
髪の毛の成長が悪くなって、十分に成長しないままで、すぐにでも抜け毛になろうとしている髪の毛が多くなっていると、その毛穴から新しい髪の毛が生えて来ることで、抜け毛が増えることがあります。
と言うのも、育毛剤を使って、育毛を始めると、育毛剤の成分が有効な場合、毛根の奥にある毛母細胞が活発になって、新しい髪の毛が誕生しやすくなるからです。
これは、育毛活動がうまくいって順調に髪の毛が成長している証拠なんですが、その代りに成長しきっていない元気のない髪の毛が一時的にどんどん抜けてしまいます。
この状態を初期脱毛と呼びます。
髪の毛が良い状態になっているのですが、新しく生えてきた髪の毛がそこそこの太さや長さになるまでには、数ヶ月必要ですので、その間は抜け毛が多いので髪の毛のボリュームも一時的に減ります。
頭皮の状態も良くなって、順調に元気な髪の毛が、これから増えることになるのですが、初期脱毛で多くの髪の毛が抜けてしまうと、大丈夫火と不安になります。
初期脱毛になるかどうかは、個人によって色々ですが、やはり効果の強い医薬品を使う方が、初期脱毛の発生確率も高いようです。
