きちんとつむじ周りの状態を確認していますか? 毛が細い状態になっていませんか?
他人のつむじは良く目につくものですが、自分のつむじは見えにくいので、鏡などを使ってしっかり確認しておかないと気がついた時には、薄毛がかなり進行している場合があります。
鏡に写った自分を見て、つむじ以外の部分は毛が多くて大丈夫だと思っても、つむじの部分は頭皮がうっすら見えているなんてことは、よくあることです。
つむじ周りの毛が細くなったと感じたら、注意してみてください。
目次
生えている状態を確認
自分のつむじを鏡を使ったり、写真を撮ったりして確認してみてください。
確認する主なポイントは、次の通りです。
・つむじ周りの髪の毛が減って頭皮が目立つ ・つむじ周りの髪の毛が細くなった ・つむじ周りに短い毛が多くなった ・つむじ周りの頭皮の色が赤みを帯びている ・抜け毛が増えた ・フケが出るようになったり、かゆみが出ている |
つむじ周りの見た目は、大丈夫でしょうか?
頭皮が透けて見えたり、頭皮の色が赤っぽくなっていないでしょうか、髪の毛の太さや長さはどうでしょう。
つむじ周りの髪の毛をつまんで確認してみてください。
ハリやコシが確認できれば安心ですが、へたった状態であれば良好とは言えません。
特に下記のような状況があれば、薄毛つむじになっている可能性が高いです。
・髪の毛にハリやコシがない ・髪の毛が細い ・抜け毛の本数が増えた |
また、フケやかゆみなどが多く発生するようになっていると、頭皮環境が悪化してると言えます。
抜けた毛の状態を確認
抜け毛の太さを確認
抜け毛の太さを確認してみてください。
抜け毛に細くて短い毛が多い場合は、髪の毛のヘアサイクルが乱れて軟毛化している可能性が高いです。
正常なヘアサイクルが乱れて、髪の毛が成長しきらずに細いままの状態で抜けていくようになり、細い髪の毛が多く占めるようになってくると、頭皮が見えやすくなるので、薄毛に見られます。
軟毛化とは、髪の毛が細く弱くしか成長しきらないで、コシもなくなりやせ細った状態になることです。
髪の毛は、生え始めてから約2~6年かけて抜け毛となるはずですが、軟毛化していると成長期の期間が短いため、早いサイクルで次の髪の毛に生え変わります。
抜け毛の毛根の形を確認
抜け毛が正常なヘアサイクルによって抜ける時期が到来したためのものか、それともヘアサイクルが乱れて成長しきらないうちに抜けてしまったものかを判断するために、抜け毛の毛根の形を確認します。
抜け毛の毛根がどのような状態なのかを、下記のパターンと比較してみて、自分の頭のハゲ状態を確認してください。
【 少し膨らみのある、米粒のような楕円形 】
正常なヘアサイクルで抜け毛となっており、休止期の後、自然に毛乳頭から切り離され抜け毛になったものであるため、問題はありません。
【 毛根の根元にひげのよう枝毛が出ている 】
正常なものと同様に少し膨らみのある米粒状ですが、根元から小さなヒゲのような枝毛が生えている場合、休止期に入って自然に毛乳頭から切り離される前に毛根が弱って抜けてしまった可能性があります。
初めは正常に育っていたが、頭皮に炎症が起こり髪が成長しきる前に抜けてしまった場合、毛根にヒゲのような部分がくっついて抜けてしまいます。
【 毛根にふくらみがなく細い 】
毛先から毛根まで、太さは同じように細い状態です。
髪の毛に栄養分が行き届いていないので、毛根に膨らみがなく、同じ太さの髪の毛になっています。
栄養不足や血行不良により、必要な酸素や栄養分が髪の毛まで届かず、成長出来ていない状態のまま抜け毛になってしまっています。
【 産毛のように細く短い 】
つむじ周りの髪の毛が力強さのない細く短い産毛の割合が多くなっている場合は、ヘアサイクルが乱れていて男性型脱毛症(AGA)が発症している可能性が高いかも知れません。
薄毛はかなり進行している状態になっているかも知れません。
まとめ
毎日鏡を見ていても、正面から見た感じでしかチェックしていないものです。
つむじ周りのチェックまではしていない人が多いです。
つむじ周りは、自分では一番わかりにくいところであると同時に、一番薄毛になりやすいところです。
知らない間に、薄毛がかなり進行している場合が多いようです。
私も、つむじ周りをチェックしていなかったので、きちんと鏡で確認したところ、思った以上に髪の毛が細くなって頭皮が透けて見えるようになっていました。
もう少し気がつくのが遅かったら、ヤバイ状態になっていたかも知れないと反省しました。
薄毛の兆候が見えだした早い段階で気がつくことができれば、対応策も色々あり、早急に対応することで短期間での効果が期待できます。
遅くなれば、遅くなるだけ効果が出るのに時間がかかるし、対応策も限られてきます。
早期に薄毛の兆候が発見できると、副作用を心配する必要の少ない育毛剤などで対応が可能になります。
遅くなれば効果は見込めないか、成分の強い薬を使用するしか対応策がなくなり、強い副作用を覚悟で対策するしかなくなります。
こまめに、つむじ周りのチェックを行い、変化をいち早くキャッチするようにしましょう。