薄毛やハゲる人には、ある共通点や前兆が見られます。
それは、髪の毛や頭皮に何らかのダメージを与えることをしているからです。
次のような生活を送っている人に共通して言えるのが、薄毛になっていることです。
数多く当てはまる方は、薄毛になる原因をたくさん持つことになるので、薄毛になる確率は高いですよ。
目次
薄毛やハゲる人の共通点
栄養バランスが悪い
髪の毛をしっかり成長させるには、髪の毛の原料となる栄養素が必要です。
髪の毛の原料となるタンパク質と、そのタンパク質から髪の毛を作る作業をサポートする栄養素のミネラルやビタミンを十分摂っていることが重要です。
さらには、髪の毛の生える土台となる頭皮の健康を守るようなビタミンなどを摂ることで、髪の毛は成長していきます。
ハゲる人は、髪の毛や頭皮に良い栄養バランスの食事をしないで、脂っこい・カロリー高めの食事や、糖質の多い甘いものを好んで食べる傾向があります。
血行を悪くする生活習慣
食べた栄養は、血液によって髪の毛まで届けられるのです。
頭皮につながる血管は、細い毛細血管ですので、血液の流れが悪くなっていると、食事で栄養をたくさん摂っても、髪の毛には届けられません。
特に、頭皮周辺の血行を悪くするのが、姿勢、眼精疲労、運動不足などになります。
姿勢
頭を下に向けた姿勢を長く続けてしまうと、首の周りの筋肉に負担がかかり、首の周りにコリが発生し、血液の流れが悪くなってしまいます。
猫背と言われる姿勢なんですが、パソコンやスマートホン、タブレットを長時間使っているとその猫背の姿勢になりやすいです。
頭皮の毛細血管には首からの血管から血液が送られて来るのですが、首周りにコリが発生すると血行が悪くなり、血液が頭皮の毛細血管に届きにくくなります。
眼精疲労
パソコンやスマホを長時間見ていると猫背になり、首周りにコリを発生させると共に、目の疲労も起こしてしまいます。
眼精疲労は、頭痛や肩こりなどを引き起こしますが、同様に周辺の頭皮の血行までも悪くしてしまうのです。
また、眼精疲労が発生すると、それを解消するためにビタミンB群のL-システインというアミノ酸が消費されます。
L-システインは、健康な髪の毛を作るのに必要な成分になります。
したがって、眼精疲労の回復のためにL-システインが多く使われてしまうと、髪の毛を作るために必要なL-システインが不足してしまうことになり、結果として髪の毛の成長を悪くしてしまいます。
運動不足
血液を全身に流すポンプ役として心臓がありますが、筋肉も縮んだり膨らんだりして、血液を送り出す働きをしています。
なので運動不足により、筋力が落ちてしまうと血液を運ぶ力も低下します。
全身の血流が悪くなってしまうと、頭皮の血行も当然、悪くなってしまい、髪の毛に栄養素を十分に届けることが出来ずに髪の毛の成長を悪くしてしまいます。
また、運動不足になると食べた分のカロリーを消化することが出来なくなると、血液中にコレステロールや中性脂肪が多くなり、血液がドロドロになります。
ドロドロの血液は、血管をスムーズに流れにくくなり、血行が悪くなります。
睡眠不足
髪の毛の成長は夜に寝ている間に、髪の毛の原料であるタンパク質の合成を活発にする成長ホルモンが分泌されることで、行われます。
その成長ホルモンが一番多く分泌されるのが、22時~2時までの4時間がゴールデンタイムと呼ばれる時間帯です。
成長ホルモンは、髪を育てる毛根の中の毛母細胞を活性化して、発毛を促進します。
しかし、睡眠不足や質の悪い睡眠、不規則な時間での睡眠などは、成長ホルモンの分泌を少なくしてしまうので、髪の成長が悪くなります。
親がハゲている
親が、男性型脱毛症(AGA)で薄毛になっている場合は、薄毛になりやすい体質を遺伝として引き継ぐ可能性が高くなります。
男性型脱毛症(AGA)は、髪の毛の成長を止める働きをする悪玉の男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)を多く作り出すことで、抜け毛を増やして薄毛にします。
親が、ジヒドロテストステロン(DHT)を作りやすい体質だと、その子供もジヒドロテストステロンを作りやすくなります。
しかし、親が男性型脱毛症(AGA)の薄毛であっても、その子供が必ずハゲるとは限りません。
ジヒドロテストステロンを作りにくいように対策をすることで、薄毛にならない人もたくさんいます。
シャンプーの仕方が間違い
髪の毛を直接扱うヘアケアが、髪の毛や頭皮にダメージを与えることをしていると、ハゲにつながります。
特に、髪の毛が一番抜けやすい事として、シャンプーがありますが、シャンプー選びから始まって、シャンプーのやり方が間違っていると、抜け毛が増えて薄毛になりやすいです。
シャンプーのやり方が間違っている人は、かなり多くいますし、それが原因で薄毛になっている人も多いので、正しいシャンプー方法を確認しておくことが重要です。
神経質な人
神経質で、細かいことまで気になる性格の人は、ストレスを感じることが多く、ストレスが溜まりやすい傾向にあります。
多くのストレスを抱え込んでしまうと、交感神経と副交感神経のバランス、つまり自律神経のバランスが乱れます。
過剰となったストレスは、交感神経をずっと働かせて優位にするので、アドレナリンが過剰に作用します。
その結果、血管が収縮して血流が悪くなり、髪の毛への栄養が不足して薄毛になってしまいます。
以上の項目に当てはまる方はそのまま放っておくと、いずれ抜け毛が増えてハゲになる前兆が現れることになるでしょう。
ハゲの前兆とは?
薄毛になってハゲになるには、必ずその前兆があります。
頭皮の赤みやかゆみ、ベタつき、フケが増えたなど、頭皮環境の異常もハゲの前兆ですが、抜け毛が多くなったり、ハリやコシがなくなったり、髪質が変わってきたと感じるようになると、ハゲの前兆というか、すでにハゲ始めていると言えるでしょう。
抜け毛が多い
髪の毛は生え替わるものなので、毎日、髪の毛が抜けるのは当たり前のことです。
抜ける本数にしても、1日に100本~200本くらいは、抜けていても問題ではないのですが、以前より抜け毛が増えたと感じることが多くなってくると注意が必要です。
特に、成長しきっていない細くて短い毛が抜け毛に多くなると、危険信号です。
しかも産毛の状態のものまで多く抜けるようになると、ヘアサイクルが大きく乱れているので、男性型脱毛症(AGA)の可能性が高いです。
髪の毛が細くなった
髪の毛のボリュームがなくなってきたとか、髪の毛が細くなってきたと感じるようになっていると、髪の毛の軟毛化が始まっているのかも知れません。
正常なヘアサイクル(毛周期)だと、髪の毛が太く長く成長してから抜けて生え替わるのですが、ヘアサイクル乱れると髪の毛が成長しきらずに細いままの状態で抜けるようになります。
多くの髪の毛のヘアサイクルが乱れると、頭に残る髪の毛は、細い髪の毛が多く占めるようになるので、頭皮が見えやすくなるので、薄毛に見られます。
そのまま放っておくと、抜け毛になってから、次にその毛穴から生えてくるまでの期間がしばらくかかるようになるので、薄毛が目立つようになります。
早めの育毛対策をすること
ハゲの前兆が出だしたら、早めの対応が有効です。
毛根が死んだ訳ではないので、発毛する可能性はあるのですが、髪の毛が成長して行きにくい頭皮環境になってきているので、育毛しやすい環境にしてあげることが重要です。
ハゲになる人の共通点が自分に当てはまる場合は、改善し抜け毛を減らします。
私の場合は、出来るだけ副作用を心配しない方法で育毛をしていきたかったので、医薬部外品の育毛剤を併用しています。
頭皮に優しい刺激の少ない育毛剤で、頭皮環境を改善することが出来ました。